教えられることの多い良書
作者は、
日本におけるホスピスケアの先駆者として、
長年、
多くの患者の最期に立ち会って来た医師です。

巻頭言に、
本書を書いた思いが凝縮されていますので、
まずは紹介します。


・人は生きてきたように死んでいく。
不平不満を言いながら生きてきた人は不平不満を言いながら死んでいく。
周りに感謝をしながら生きてきた人は、
我々スタッフにも感謝しながら死んでいく。
これまでに生き方が、
末期に濃縮される形で現れるのである。
よき死を死すためには、
よき生を生きる必要がある。
但し、
事故死や自然災害死は、
「生きてきたように死んでいく」ことには当てはまらない。


・ホスピスケアの平均滞在日数は1ヶ月。
この間に、
患者は人生の総決算をする。
それに家族と我々スタッフが関わる。
スタッフは、
患者と家族から多くのことを教わる。
いわば、
死ぬことに関する教科書を毎日読むようなものである。
これをまとめたものが本書である。


作者は、
まさに医師として冷静で的確な分析をしており、
なるほどと思う部分が何カ所もありました。

読んでみて、
実に興味深く、
実際にそのような場面に直面した時に、
もう1度読み返してみたいと思いました。


たくさんなるほどと思う中で、
特に心に残ったことを1つだけ挙げるとすれば、
それは来世についてです。

日常生活の中で、
「うまくいきますように」と祈ることが常です。

では、
神様がいるとか、
あの世があって、
再び死に別れた人たちと再会出来るのか?と考えると、
自信がありません。

肉体が消滅しても霊魂が存在して、
意思だけは永遠に存在するのか?というと、
これも自信がありません。
考えることは、
脳という器官があって初めてできることなのは間違いない事実だと思います。

もしかすると、
人の生は、
時空に浮かぶ小舟のようなもので、
小舟が消滅した時、
それに乗っていた自分の意思もやはり消え去ってしまうのかもしれません。

そう考えた時、
これまで死がとても恐ろしいものに思えていました。
「死にざま」こそ人生 「ありがとう」と言って逝くための10のヒント (朝日新書)

その他の感想

素晴らしいのでこの評価です!
サイズ注意、、、
コスパは非常に高い! 買って損はない!!(#^.^#)
10時間程度でクリアしての評価です。
若干分厚いかも
基本G500?
細かい不満はあるものの、概ね満足です
牡丹育成の為には必須。
う〜ん・・・(汗)
エイプ50に
高原 加賀花手まり
第135回 簿記検定 3級合格しました。
ほんまもんのエリーさんも美人ですよ!
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折りたたみ可能な商品はこれだけ!?
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