ほんまもんのエリーさんも美人ですよ!
 本書『ヒゲのウヰスキー誕生す』は、
本物のウイスキーを、
日本で最初に製造した竹鶴政孝の辿ってきた人生を、
著者の取材と目線でとらえて描いている書である。

 著者がスコットランドへ竹鶴の足跡を取材するプロローグから記述を始め、
余市の雪深い日に、
竹鶴夫婦の墓石を訪ねるエピローグで本書を終えている。

 現在、
NHK朝の連続ドラマで、
この竹鶴政孝を主人公にした「マッサン」が放映されている。

 評者も毎日楽しく観ているが、
NHKドラマのストーリーのほうは事実と異なる脚色をしているようである。
 
 まぁ、
視聴者が楽しむように脚色しているのは仕方のないことで、
目くじら立てて文句を言うつもりなど毛頭ないのですが・・・。

 ドラマでのエリーさんは、
本当は、
リタさんという名前であり、
本書の見開きに彼女とマッサンが並んだ写真を見ることができるが、
リタさんはメガネをかけた清楚な美人であることを知ることが出来る。
(NHKドラマのエリーさんも可愛いです)
 リタさんが、
旦那さんを、
政孝さんと呼びにくいから、
マッサンという愛称で呼んでいたのが事実であることも本書で知ることができた。

 過日評者が再読した辻村伊助著『スウィス日記』に書かれていた人物が、
竹鶴政孝が北海道余市でウイスキー造り会社の大株主として登場した人物と同一人物だったから驚いてしまった。

 その人の名は、
加賀正太郎である。

 加賀正太郎は、
明治43年(1910年)訪欧中スイスを訪れ、
日本人としてはじめてユングフラウ(4158m)に登った人である。

 辻村伊助がユンググラウを登ったのが大正3年1月(1914年1月)だから、
加賀正太郎はその4年前にユングフラウを登ったことになる。

 評者は、
迂闊にも本書に登場する加賀正太郎が、
辻村伊助と親交のあった登山家の加賀正太郎だったことを知らなかったのである。
(本書を読み終えてから調べてみて知ったのです)
 なんとなく読んだ本であったが、
意外なことも知ることが出来たし、
NHK朝ドラと重ねながら興味深く読めた本でした。
 
ヒゲのウヰスキー誕生す (新潮文庫)

その他の感想

懐かしいアイテムですが…
定期券の全面が見えます
第2刷発行
展示会用に最適
なかなかお得ですよ。
編みやすいですよ
機能に問題はないが…
設定資料集好きには保存版です。
近年まれに見る素晴らしいソフトウェア
試験案内では「カッターナイフ自粛」とあり、試験用に購入
コンバースハイカット エンジ色
あなどってました。。。
バッテリ交換で快適
買っちゃいました(笑)
編集のヒントがたくさんあるが,初心者がまなぶのはむずかしい ?!
煎餅布団がフカフカに
前回のOPに続く良曲です。
子どもたちに申し訳ない。
歴史認識、視野の広さ、誠実さ
かなり具体的です
クルクルドライヤー
ひきこまれ、そしてハッとさせられます
購入してないので何とも言えませんが
日本の吹き替え業界は今後どうなるのか・・・
言志耋録
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