説明部分の詳しい問題集

章=単元ごとに, 基本事項の説明-基本問題/解答-応用問題/解答-練習問題 と進む. 本文183ページと別に, 別冊で練習問題の解答51ページがある.

数学検定準1級の単元別解説+問題として, U-CANの数学検定準1級ステップアップ問題集 (ユーキャンの資格試験シリーズ) (2013)と比べられる.
- 基本事項の説明部分は本書のほうが詳しい. 公式だけでなく, 教科書のような説明の文章が書かれている. また難しい内容までカバーしている
- 本書は章が単元で各問題に1次/2次相当のマークがつく(が過去問題ではないみたい). 1次問題も過程あり解答. ステップアップ…では章が1次2次, 節が単元.
- 本書には検定1回分の量がわかる予想/過去問題セットが含まれていない. 実用数学技能検定過去問題集 数学検定準1級 (2013)をどうぞということか.

ためせ実力! 数学検定準1級実践演習 (2013)よりは易しい. 単元ごとに復習/学習していきたい人で, 説明ののりが合う人にお奨め. もう出題範囲をカバーしていて問題をやるだけ, の人は過去問題集などのほうがいいかも.