伝説の傭兵･･･のそっくりさん？

「待たせたな」
「スネ･･･誰だお前？」

ってなとこでしょうか。


まず本体。
立ち膝、
匍匐、
さらに匍匐からの銃撃等、
劇中で印象深かったシーンを再現するための可動範囲を確保するための工夫は存分に施されています。

特に肩はボール→回転軸→ボール→腕側にヨー軸、
と可動ポイントが4つも仕込まれており、
めっちゃくちゃ動きます。

腰もダブルボールで接続されており、
匍匐やのけぞりに十分対応できる可動範囲を備えています。
胸部のマガジンポーチも別パーツ、
ボールジョイントで独立可動するため本体の可動を妨げません。

また、
首〜後頭部も頭髪等、
目立たないながらも自然に稼動する機構、
ここには脱帽です。
バンダナも結び目部分はボールで接続されており、
可動を妨げません。

が、
それだけに残念なのがやはり顔。
皆さんおっしゃっていますが、
塗装が荒すぎます。

デコマス比で目元の影が濃すぎ、
まつげが薄すぎて目力がなく、
眼球の成型色がなぜかブルーグリーンなのも含めてサイボーグというか、
蝋人形みたいになっちゃってますね。
少なくとも「信じるものは自分で探せ、
そして次の世代に伝えるんだ」と迷える主人公、
雷電を導いていった「伝説の傭兵」の貫禄はこれっぽっちもないです。

私は我慢できずに目元の塗装をシンナーで落としてリペイントしちゃいました。
まつげを書き足し、
ひげや頬にガンダムマーカー･リアルタッチイエローなどで色を足してやると大分マシになります。
自己責任ですが、
参考までにどうぞ。

補足しておきますと、
添付の写真は左が箱から出したまま、
右がリペイント後です。
さすがにデコマスの繊細なタッチは私の腕前では再現不能でしたが、
ある程度マシにはできたかな、
と・・・。

眼球は正面から爪楊枝等で押せば簡単に外れますが、
小さいので加工の際は紛失にご注意を。


食いしばり顔は･･･塗装もさることながらそもそも「ソリッド・スネーク」というキャラクターには似合っていないような。
「ネイキッド」ならわかるんですけども。

個人的には「食いしばり」よりニヒルな笑みを浮かべた顔、
3週目のサングラス装備やタバコくわえ顔、
ヒゲ無し顔が欲しかったなぁ、
というのが正直なところでしょうか。