原著「The Inpact of Empire (帝国の衝撃)」
イギリスの教育制度は複雑で、
イングランド、
スコットランド、
ウェールズ、
北アイルランドで異なり、
また公立校と私立校では、
教育内容だけでなく年次構成等も異なります。

教科書には検定制度はありませんが、
日本の学習指導要領に相当する「ナショナル・カリキュラム」に沿って編纂されています。


本書は、
イングランドの中等教育を受ける生徒(11〜14歳)が、
必修科目として学ぶ「イギリス史」の教科書です。


訳者は、
あとがきにこう述べています。

『日本の一般の読者が、
「イギリス人」の著者がイギリスの中学生のために書き下ろした歴史教科書を読むことに、
いったいどんな意味があるのだろうか。

『各章の随所に織り込まれたディスカッションとアクティビティーを通して、
複数の観点から生徒自身で過去の出来事の意味を批判的に吟味させようとしている点を率直に評価すべきではないか、
というのが訳者の考えである。

『植民地主義の歴史というものは、
もとより非対称的な複数の歴史的経験の総体である。
それぞれに己が信じる現実があり、
過去への想いがある。
史料に基づく客観的な叙述に努めるとしても、
眺める角度によってはまったく異なる歴史認識というものがある。

『異なる観点なり立場なりを踏まえて向き合い、
耳を傾け、
あせらずじっくりと過去を探求してゆくという、
当たり前と言えば当たり前すぎるほどの学問的実践にほかならない。
(中略)本書はじつに興味深いモデルケースを提供していると思われる。


帝国主義の代表ともいうべきイギリスですが、
「イギリス人」は、
多くの移民によって成り立つ国民です。

この世界的国家の過去の経験を通して、
今日本が直面する問題を、
見つめ直すことができるような気がします。


全編モノクロですが、
図版が豊富で大変読みやすい内容です。
イギリスの歴史【帝国の衝撃】―イギリス中学校歴史教科書― (世界の教科書シリーズ34)

その他の感想

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