「眠り」という観点から文学を見た良作
 この作品はプルーストやカフカ、
谷崎といった文学史上の大物を主に「眠り」という観点から分析したものである。
根本氏の博士論文を元にしているというだけあって、
新書とは思えないほど読み応えがある。
軽く新書でも読もうかと思っている人は気を付けたほうが良いかもしれない。
しかし、
「眠り」という視点から3人の作家の作品が新しく解釈されることによって目を開かされる点も多い。
特にプルーストを扱った部分は『失われた時を求めて』の重層性など興味深かった。
だが、
カフカや谷崎を扱った箇所は本書のテーマである「眠り」から少々離れてしまっている部分も多くて残念だった。
だが、
全体としては面白かったし、
新書でこのような本を読めることはすばらしいと思う。


 あと、
フランスでの根本氏の指導教官であるピエール・パシェのことが何度も本著のなかで取り上げられていて、
パシェの議論も非常に興味深い。
このような哲学者が日本でほとんど紹介されていないのは残念だし、
ぜひ「弟子」である根本氏にパシェの著書の翻訳を期待したいと思う。
眠りと文学―プルースト、カフカ、谷崎は何を描いたか (中公新書)

その他の感想

溶けます
厚みが無駄
gokf7 2015年モデルにピッタリでした
再びの3人・・・ラストに向け、加速するストーリー
思ったより透けます
MTには明確に効果あり
アッと驚く
初心者の方にはオススメです。
他よりアマゾンがやすいのでは?
かんたんDIY
分かりやすいスキームがいっぱい
マイクロワインド
値段はお手頃なのですが・・・
リキまず切れます
値段からすると上出来
不当表示だ!おまけにクレームもできない。
PDFじゃないので
満足してます❗疲れないヒールです❗
正統派の怪奇小説
ほんもののイタリアの家庭料理
KING e-SHOP公式サイトで購入出来ます
初心者~中級者向けです
「抑制の効いた佐藤愛子」とは想定外だったが、それでも、抱腹絶倒のエピソードを含んだ箴言と呼べる貴重な人生訓になっている快著
悲しい対応でがっかりです。
CMやPVに騙されました
ジャケット写真が最高に素敵。
分量合ってるのかしら?
おいしいと思う
前号より収録数アップ。初掲載のビッグタイトルが収録されていて良かったです。
単純ですが機能的
戻る