ここに、二人がいる。一人が残る。――――森博嗣の『剣と思索の旅』、第四回。
今回はブルーグレイの表紙。
霧に包まれた山が見えます。

前回の鮮やかな赤とは完全に反対の色彩で、
シリーズの転換を感じます。


今回は仲間と協力し、
斬り合いをします。

これまでも協力者はいましたが、
ゼンと実力が近い者はいませんでした。

頼もしい仲間がいる、
というのがシリーズでも珍しい動きで、
なかなか新鮮でした。


今回は特に、
ゼンが人と共にいることが多いです。

人と触れ合う中で、
ゼンの姿勢にもこれまでにない動きが現れます。

兆候はありましたが、
ここまではっきりと下心が現れるのは初めてだと思います。


ところで、
一巻からそうなのですが
登場人物の死兆が明らかに見られる、
というのがどうにも虚しいです。

物語が進めば進むほど、
その人物の死が近づいてくるので、
抵抗感があります。

また死んだか、
と作中のノギのようにため息をつきたくなります。

相変わらず、
別れの多い旅です。


そんな調子で、
考察する剣豪綺譚、
第四巻でした。

森博嗣さんのサイトを見ると、
全五巻の予定が伸びたようで、
都はまだ先のようです。

いやそもそも、
果たしてゼンは都に行くのでしょうか?
ゼンの目標もあやふやになってきて、
旅の終わりが霧に隠されるような読後感でした。
フォグ・ハイダ - The Fog Hider

その他の感想

表紙はいまいちだけど
買って損はない!!
横方向で胸筋、縦方向で腹筋をアイデア&イメージ力次第で、強力に強化する事が可能
社会学者・経済学者としてのドラッカー
我が家の冬の必需品!
よい商品なのですが…。
天使の食感
久しぶりに良作に出会えました
信頼
悪魔祓い語り
あまりにも壮大。期待を上回る傑作。
とっても面白いです
反転液晶の黒とヘアライン加工ベゼルが絶妙な色気
四角いバスケットが使い勝手とてもいい
各キャラのの並び方が良い意味での裏切り絶妙さが出てる
わかりやすい一冊
お洒落文具
サイズ交換で合いました。
23話は
KEIANタブレット用に
本として特装版との違い。
粘着力が
生きることは装うこと
ベビーカー用に便利!
サイズ間違えたかと思うほどタイト
購入して損しかありませんでした。
がたつきがあります
表紙負けしてます
取り引きもスムーズでした。
それほどのものでしょうか。
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