もはや96時間（4日間）でもなんでもない

「あの時はここまで売れるとは思っていなかった。
」96時間という邦題をつけてしまった配給会社の悲痛な叫びが聞こえてくるようだ。
むしろ3作目までこのタイトルを突き通した意地だけは評価してもいいと思う。

スティーブン・セガール並みの無敵さを誇るパパの安心感はすごい。
乗っている車が崖から突き落とされようが、
部屋が爆破されようがパパには全く関係ありません。
アベンジャーズへの加入依頼が来ないのが不思議なくらいだ。


緊迫したアクションシーンを仕掛けようとしているのに、
オチでピンピンしているパパを想像してしまい笑いをこらえることができない。
しかし、
どんなにやんちゃしてもリーアム・ニーソンの可哀想な表情をみているとつい許してあげたくなってしまう。
この捨て犬のような眼差し攻撃にやられてしまう方も多いのだろう。
何を隠そう私もその一人だ。
本来は★５つつけたいところだが、
映画本編が面白くないのが残念。
一作目の魔法をもう一度みたい。