いかにしてペリーヌはツンツンメガネから聖女（！）になったのかが分かる（？）、スト魔女ＯＶＡ最終作！！！

劇場版で、
孤児たちを引き取って勉強を教えたり、
静夏の芳佳への不満を優しく諭したりと、
聖女のような振る舞いを見せてくれたペリーヌですが、
一朝一夕でそうなったわけではないことが、
この「アルンヘムの橋」を見ればよく分かります（笑）

リーネやアメリー、
執事のジャン＝ポール（出来る！）などとともにガリア復興に尽力するペリーヌ。

そんな彼女たちが、
偶然未だネウロイとの戦いが続くアルンヘムから逃れてきた、
ユリウスとローズという孤児兄妹を保護したことから物語は始まります。

腕白なユリウスに振り回されるペリーヌは、
まだまだ修行が足りない（笑）感じで却って微笑ましいものがありましたが、
そんなユリウスがある事情からウィッチを嫌っており、
ペリーヌたちがウィッチであることを知ったユリウスが危険なアルンヘムに向かってしまったことから、
事態は急展開を迎える事に…

今回のバトルシーンは、
今までのスピード感溢れたものとは対極の非常に泥臭いものとなっていて、
傷だらけになりながら戦うことを通じて、
ペリーヌがユリウスにウィッチの真の姿を示すという展開がとてもよかったですし、
リーネもすっかりペリーヌの頼れる相棒として成長しているのも嬉しかったですね（これでアメリーの雄姿が見れたら…）

また、
久しぶりにフミカネ先生自らデザインされたというネウロイが、
今までにない怪獣っぽかったのも印象的でした。


そして、
いつもながら心に沁みるＥＤの後に、
これまで台詞がなかった彼女たち（？！）が登場して、
劇場版へとつながっていく流れもＯＶＡを締め括る上で非常によかったと感じましたね。


これでひとまずＯＶＡは完結ですが、
待望のＴＶ新シリーズも控えていますので、
これからもスト魔女の展開には大いに期待したいものですね！！！