大満足のペットの家庭医学書

『唯一ののペット家庭医学書/イヌやネコのいる家庭に必携バイブル』
『ペットの症状について、
あなたが主治医と円滑に話ができるように、
獣医学に関する良質な情報をわかりやすく提供します。
』

裏表紙に書かれている本書の謳い文句です。

最初にこの謳い文句だけを見た時には、
正直そこまでの期待はしていませんでした。

が、
読んでみると良い意味で期待を裏切る素晴らしい本でした！！

当方は犬と暮らし始めて間もない初心者です。

犬の病気についてまったく知識がなく、
勉強の為にと購入しました。

本書は、
病気の症状やその症状に対する獣医の一般的な処置方法が初心者でも非常に分かりやすくまとめてあります。

私のような初心者で何の知識もない飼い主が獣医へ診察に行った時、
処置方法や薬等すべてを獣医に委ねてしまうのではないでしょうか。

もちろん、
信頼できる獣医ならば、
それでも問題はないかもしれません。

しかし、
信頼できる獣医なのか否かも判断できないようでは、
愛するペットに最善を尽くせない可能性があります。

また、
予備知識をもっていることで、
症状などの必要な情報を明確に獣医に伝えることができます。

獣医からの処置の説明も、
より理解を深めることができると思うし、
時には逆に処置内容を否定することもできる。

そこで役立つのがこの本の内容であると思いました。


また、
病気にかかる以前に予防こそ大切であることも本書は再確認させてくれました。

人間も同じですよね。

家族の健康を懸念して禁煙を始めたり。

健康診断をして血液がドロドロだって言われる前に、
TVでやっていた血液をサラサラにする野菜を摂ってみたり。

納豆のネバネバが花粉症に効くと聞いたら、
ひどくなる前に食事に取り入れる人は多いのではないでしょうか。

それらの、
犬バージョンを本書は教えてくれました。

病気になる根本として、
こんな生活環境が悪影響です。

こんなことが犬にとってはストレスになり、
免疫力を下げてしまうことがあります。