大家による隋の興亡物語
 著者の宮崎氏は、
中国史を読んでいるとしばしば参考文献などに出てくるその道の大家。
私はこの本で初挑戦でした。

 
 内容的には煬帝のみでなく、
その父祖の時代にさかのぼった隋という国をめぐる興亡記を、
後代の小説などによらず、
史書などにより出来るだけ潤色を加えずに描こうとしたもの。
研究書ではないので、
物語を読む感覚でサクサク読めます。

 底本は昭和40年刊「隋の煬帝」(人物往来社、
中国人物叢書)。
それに昭和34年に「史学研究」に掲載された「隋代史雑考」を併録したものです。

 
 実は研究書を期待して買ったので、
本編の物語部分はちょっと「ふーん……」という感じでした。
隋代だけを取り上げて1冊、
という本は他になかなかないので、
その意味では貴重ですが、
昭和40年のものですし、
失礼ですがさすがに古いかなー、
と思われる部分もある。

 
 でしたが、
最終章に至り、
まとめに入るにいたってものすごく面白くなってきました。

 それまで人物の運命を中心に語られてきたいろいろな事柄が、
違う光を当てられて輝きだすというか。

 また併録の「隋代史雑考」が面白い!四篇あって、
どれも割と細かいテーマなのですが、
論旨がすっきりしていて分かりやすい。
堪能いたしました。


 その部分でポイント復活、
買って悔いなし!という感じです。

 概説書なども読んでバランスを取ったほうが良いと思いますが、
隋に興味があれば面白いのでは。

 
 
隋の煬帝 (中公文庫BIBLIO)

その他の感想

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material is good but especially waist size is bigger than expected
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