「朝鮮開国」と「日清戦争」への新たな視点
著者によれば、
明治維新期から韓国併合までは、
まだ十分に解き明かされていない幾つかの疑問があるという。
著者が、
「プロローグ」で具体的に示すものは、
例えば次のようなものだ。


1 明治8年「江華島事件」、
翌年の「日朝修好条規」で「朝鮮開国」を果たしたのは、
「明六政変」で下野した西郷等対朝鮮強硬派ではなく、
「征韓論」に命がけで反対した木戸、
大久保等、
穏健派だった。
なぜ、
このような結果になったのか?
2 「日朝修好条規」の背景には、
日本と清との交渉があり、
清の「開国指導」を受けて、
「第1条 自主の國朝鮮(主権国家朝鮮) 平等である国家としての日本、
朝鮮」という趣旨の文言がある。
にもかかわらず、
なぜ、
日本はあらためて「朝鮮の独立」を求めて「日清戦争」を起こす必要があったのか?
3 1860年代から、
イギリス、
フランス、
ロシア、
アメリカは朝鮮開国を求めて鎬を削っていた。
にもかかわらず、
実際に「開国」という役目を担ったのは、
維新後間もない日本である。
そこには、
一体、
いかなる国際政治上の事情が隠されていたのか?
4 アメリカは、
日本に続いて「修好通商条約」を結び、
一貫して「朝鮮の独立」への関心を保持したが、
日露戦争後は、
列国に先駆けて「日韓協約」を受け入れ、
公使館の閉鎖と日本を通じて対朝鮮外交を行うことを容認した。
「日韓併合」を円滑に進める上でアメリカ外交は促進要因として働いたが、
そこにはどのような思惑があったのか?

恐らく、
著者はこういった疑問を長らく胸中に温め続けてきたのだろう。
そして著者は、
アメリカ外交の未公刊資料の中から、
より明確な答えを見いだそうとする。

 本書は、
19世紀末に、
「新興国家」として国際政治の舞台に現れた、
「日本」と「アメリカ」という二つの国家の「北東アジア」戦略が、
いかに抑制的に、
そして相互協力的に行われていったかを、
両国が当時置かれた状況から読み取っていこうとする。

 現在の我々が考える以上に、
明治初期の日本にアメリカは好意的であり、
日本もまたアメリカの善意を信じ、
そのアドバイスに従った。
朝鮮開国と日清戦争: アメリカはなぜ日本を支持し、朝鮮を見限ったか

その他の感想

1箇月で冷蔵庫の故障
最小サイズには電源オートオフ機能がない
シリーズ初のSRPG
粘土遊び用になりました。
使い道
お手軽に楽しめる。が
気軽に( ^ω^)・・・
大変便利になりました。
シンプル、字が大きい、読みやすい!
こういう本を待っていました!!
釣り道具を入れるかばんに付けてます。
難しいけど綺麗
働き方改革が、働かせ方改革にならないために
若干不安はあったけど
今までにないサウンドでありながら…
足回りがしっかりします。高さ調節もやりやすく。
地味に気に入っています
「わからない」と自覚している人にも、そうでない人にもお勧めです
とってもスムース
容量に注意
安心感がある。
1998年のワールドカップと2000年のEUROでの惨敗が、ドイツの栄光の出発点
星5つ。もしくはゼロ。
ウチでは一番効果がありました。
設計に難
転職者はよほど心して何度も復讐すべし
今作こそ、真の「セイヴ・ザ・ロックンロール」!
Wonderful!!!
おすすめできません・・・
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