「わからない」と自覚している人にも、そうでない人にもお勧めです
 市民社会フォーラム第128回学習会「物理学者・菊池誠×ミュージシャン・小峰公子 いま知っておきたい放射線のほんとう」に参加した。


 3年前の原発事故によって、
物理学がいきなり日常生活に入り込んできた。

 ベクレル、
シーベルト、
線量なんて、
これまで縁のなかった単位や用語が氾濫し、
誤解を生んだことも多く、
しばし混乱をきたしたことは記憶に新しい。

というか、
いまだに誤解を続けて混乱している人もいる。


 学習会の内容は、
菊池さんと小峰さんの苦労話だ。

 小峰さんに放射線のことを菊池さんが教えるんだけど、
物理学者が簡単だと思い込んでいることでも、
小峰さんに伝わらない。

えっ、
そんなことから説明しなきゃいけないのとか、
そうか、
そこが分からないのかという、
菊池さんの学びのお話でもあった。


 細かな知識を知っていても、
基本がまるでなってない人が、
まだいる。

 昨日もツイッターで「1マイクロシーベルトと言っても外部被曝と内部被曝は異なるし、
核種によって害はまちまちだから、
数字に誤魔化されてはいけない」なんてことを書いてくる人がいて驚いた。

シーベルトの概念をまるで誤解して、
分かったつもりでいるのだ。
これでは推進派の安全論に太刀打ちできない。


 こんな話を思い出した。

 ある成績の良い高校生が、
日本がアメリカと戦争して負けたと聞いて驚いたという。

 生徒に驚かれた教師も驚いた。

 なぜなら、
その生徒は、
「真珠湾攻撃 1941年」とか「降伏文書に調印した人 重光葵」とか、
テストで正解していたからだ。

 いくら年表を正確に暗記しても、
その生徒は全体像がちっとも分かっていなかったのだ。

 知識は細切れではダメなんで、
体系的とまではいかなくても、
全体の組立が分かっていないと、
とんでもない間違いを犯す。

 ときには全国紙の記者が善意で「甲状腺被曝、
最高87ミリシーベルト」なんて記事を書いて、
読者を不安に陥れてしまうことにもなる。

 この記事がどのように説明不足かは、
本を読めばわかる。


 ほんとうにいちから丁寧に解説してくれる本だ。
いちから聞きたい放射線のほんとう: いま知っておきたい22の話 (単行本)

その他の感想

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Rickはこの様でなければ
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