高い拡張性・抜群のエアフローを備えたフルタワー

ハイスペックなPCになればなるほどビデオボードは大きくなり、
水冷ラジエーターは巨大化。

当然発熱量も見過ごせない量となり、
拡張性・エアフローの両面からケースの重要性は高まります。

このケースには前面に吸気23cmファンx1、
上部に排気20cmファンx2（上部ファンの付属は1個)、
左側面に吸気20cmファンx1、
背面に排気14cmファンx1と、

大型のファンを多数使用することにより抜群のエアフロー性能を可能としています。
大型のファンのため騒音もそれほど感じません。
（このケースを買う人が気にするとも思えませんが）
エアフローを語る上で外せない裏配線もサイドパネルが若干膨らむようにできているため余裕があります。

上部ファンを取り外せば超大型ラジエーターを装着でき、
ファンを外さずそのままの状態でもケース内部の天井へ12x24cmのラジエーターを装着することが可能です。

どのような構成でも余裕を持って対応できるのが非常に頼もしい。

ケース下部には付属のキャスターが装着でき、
高さがあるため下部に設置された電源の熱が籠るのを防ぎます。
また電源は上下どちらに反転させても使えるよう、
ケース下部に穴が開いています。

エアフローを考えるとケース下から吸気するのがオススメ。

カード固定はネジ式なので２、
３スロットタイプのビデオボードでも安心。
ワンタッチスロットに苦しめられることはありません。

HDDをマウントレールに装着する際には強くドライバーなどで押し込むといいでしょう。
SSD用の変換レールは１つ付属。

唯一難点を挙げるとすればサイドカバーが重いため、
外すとき注意しないとガタッと落ちてしまう点くらいでしょうか。

作りも非常によく、
オススメです。