「独裁者はつらいよ」
既に金正恩体制に移行した後の2013年に上梓された書籍。

北朝鮮を巡る動きにキナ臭さが増す中、
非常に興味深く読める良書だ。

色々な情報を上手く整理し、
ダラダラ感の無い締まった文章で書いているので、
どんどん読み進む事が出来る。


本書を読んで痛感させられたのは、
金正日や金正恩が、
如何に自分たちの独裁体制を死守するかという点にのみこだわり続け、
自らの「業績」や「力」を対外的に誇示するために、
国民の困窮などお構いなしのムチャクチャを行なっているのか・・という事。
その「懸命」さは(こういう形容が相応しいかどうかはわからないが)もう「涙ぐましい」と言って良い程だ。
特に、
権力基盤が脆弱で、
人望も全く無い金正恩がなぜ「弾圧」「粛清」にばかり走り、
あれほどまでに「米国」を恐れ、
恫喝するのかという点が、
本書を読むと腑に落ちる。
「敵国」に向けてアグレッシヴなメッセージばかり発するのも、
「外に向けて」の要素に加え、
あるいはそれ以上に「軍」という身内の反逆を恐れて、
「引き締め」を図っているらしい、
という事も見て取れる。


常に「消される」危険に怯え、
自分以外の誰も信用できず、
力ずくで周囲に上辺だけの「忠誠」を誓わせる。
「独裁者はつらいよ」という他ない。

独裁者側も支配される側も、
全く「幸せ」になれないこんな体制をずっと続けていくのだろうか。
その一方で、
独裁体制が崩れた後に、
本当に「幸せな国家」が誕生するのか・・・。
様々な事を考えさせられる。
北朝鮮秘録 軍・経済・世襲権力の内幕 (文春新書 932)

その他の感想

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表面だけ見ていては駄目です。
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