やはり功成り名遂げた人の言葉には勝てないのか。
 2011年秋から12年春までフジテレビで放送されていた番組『世界は言葉でできている』を抜粋した一冊です。
まず偉人の言葉の一部を隠して提示され、
芸人やミュージシャンなどテレビで活躍中の出演者たち “コトバスター”が、
そのブランクを埋めて新しい格言・名言を生みだすという趣向の番組でした。


 巻頭を飾るのはメジャーリーグで活躍するイチローの言葉。

 *****なんて言われても何もぼくはうれしくない。

 *****と言われたらものすごくうれしいです。

 この伏せ字部分を、
カリスマ国語教師の林修や芸人オードリーの若林正恭らが埋めて行くのです。
私はイチロー自身の“正解”よりは、
若林の「上手い」「怖い」という解答のほうが、
勝負の世界の峻厳さと美しさが醸し出されていて、
より名言であると感じた次第です。

 
 しかしこの本で取り上げられる名言の大半はこのイチローのケースのようにはいきません。

 どんなにコトバスターたちが知恵を絞っても、
ひとかどの人々のオリジナルの言葉のほうが読む者の心を強く打つことが多い、
というのが読後感としては正直なところです。

 レディー・ガガの言葉「周りの子はみんな将来****で働きたいと言っていた。
けど、
私は****になりたいと思っていたの」は、
解答を見ると、
やはりコトバスターの軽やかな想像よりもガガのもつ事実の重みみたいなものが心に響いてくるのです。

 そのほかビヨンセやモンローの正解には、
参りましたと思わせるものがあります。


 ですから、
切れ味鈍いコトバスターの言葉に紙幅を割くよりも、
偉人の言葉をじっくり見つめることに専念する本のほうがよかったのではないかという思いが残る本であるといえるかもしれません。
世界は言葉でできている Book Edition

その他の感想

初心者でも簡単にスパイスカレーにチャレンジできる!!
火事になりました
俺の職業・・・とサマーが聞ける!!
いいね(^_^;)
恥ずかしくない。いい物です
国内では貴重な情報源で開発には有用
いわゆる技術書ではないが、確かに「野球人生」がそのままアンダースロー「論」になっている。
待望の日本評論社の基本シリーズ第4弾「基本憲法Ⅰ基本的人権」!
見事なカレンダー
解凍・急冷だけじゃないからとても重宝!
反転攻勢の起点に
初心者は無理・説明が雑すぎる。
改めて見る日本の文化遺産
丈夫で長く使えそう
今年は更に詳しくなった
良いと思います
無敵すぎて緊張感がない
聴衆とのコミュニケーションをとるのが怖くなくなる
一枚二役
丈夫そうだが長さが……
引用箇所がガンガン飛ぶのは… 勉強しないと楽しめない。
安かったです!
同じ引揚者として
1998
画像認識が仕事になったらこの本を買って画像処理エンジニア検定を受けよう
やすい!
オートカールシステムに惹かれました。
取付金具の件〈鶴亀カスタマーさん〉ありがとうございました。
価格的には満足
寝具は寝具に。
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