技術進歩による音楽体験の変化と、「リスナー型ミュージシャン」の系譜
 内容紹介からも予想できるように、
本書に描かれるのは普通想定されるような邦楽の歴史ではない。
つまり、
「ヒットチャートを見ながら流行の変遷を追う」みたいな話ではない。
目次に掲げられているのは、
確かにいずれも非常に有名なミュージシャンだが、
邦楽―Jポップの中心だったかというと小室哲哉以外はそうと言えないだろう。
(ちなみに、
内容紹介や帯には他のミュージシャンの名前も挙がっているが、
さらりと触れられているだけ。
ファンだからって無理に手に取るほどでもない)
 しかし、
単に年代ごとに選ばれたミュージシャンを紹介するだけという話でもない。
著者の狙いは、
日本のポピュラー音楽(究極的には現代日本文化)の本質を捉えることにあり、
各年代の主人公とされたミュージシャンたちに大して興味がなくても読ませる記述になっている。
もちろん「全く知らないし興味もない」だとさすがにキツいと思うが。


 
 ではどんな話かというと、
こんな感じ。

 まず大まかなフレームとして、
「内=日本」と「外=欧米」の対比がある。
グローバリゼーション(という言葉は本書に出てこないが)ってやつにより両者の距離はどんどん縮んでいく。
次第に、
海外の最新の曲がすぐに輸入されるようになってくる。
最終的には、
インターネットによって時間差はゼロになった。

 次に各年代の主人公とされたアーティストたちの共通項は「リスナー型」と呼ばれている。
何よりもまず「重度の音楽ファン」であり、
音楽鑑賞(インプット)が作・編曲(アウトプット)と限りなく一体になっているようなミュージシャンのことである。

 そういうわけで、
環境の直線的変化をタテ糸に、
その各時点における「リスナー型ミュージシャン」たちの音楽活動をヨコ糸にして語られるのが、
本書の「歴史=物語」である。
ニッポンの音楽 (講談社現代新書)

その他の感想

フレキシブルなのでクーラーボックスにピッタリ
目からウロコ!
昔から飲んでいました。
植物の面白さが良く分かる
結婚記念日に買いました
コタツでパソコン作業するときの椅子に最適
ザ必死 詰みより必死から
色が合わない
自慢本
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自転車用に使用しています
ほとんどのデーターを2006年まで更新
えっ・・
東京タワー
ホコリ対策に必須
電気シェーバーにはこれがないとだめです。
持ち運び・見開き、使い勝手、練られたテーマ提示が嬉しい一冊
1巻と比べてかなり濃い内容です。
お守りのひとつです。
大きめのデジカメに最適
飽きないといえば嘘になるが
んー・・・ミステリーさせるには力不足かな
アメリカでも役立っています
シンプル、明るい
ただただ残念…
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