にわかに信じ難いCIA の無能さ
CIAと聞くと、
一般的には世界的な諜報、
謀略機関で第三国に秘密裏に介入をして政府の転覆を図ったり、
傀儡政権を樹立したり、
ということをしているのだろう、
と漠然と考えられているでしょう。
実際私もそのように認識していました。


本書で描かれる出来事はCIAの失敗の歴史といえるでしょう。
上巻では第二次大戦後のCIA黎明期から朝鮮戦争、
キューバ危機を経てベトナム戦争への介入までが語られていますが、
本書で描かれるCIAは一次情報を収集することができず、
根拠のない推測から大量の資金、
工作員を投入し、
多大な損害を被り何の成果もあげられないにもかかわらず、
結果を捻じ曲げ、
失敗を隠蔽し、
まったく責任をとることなく存続し続け、
肥大化していきます。


情報ソースは公開されたアメリカ公文書が主なものであることが巻末の170頁に渡る「著者によるソースノート」から分かります。
公文書の中でのCIAのどたばた、
無能ぶりはもはやB級コメディ映画の域といえます。
しかし、
アメリカ公文書の情報公開が進んでいるとはいうものの、
肝心な部分になると、
非公開に壁に突き当たるといわれていることも研究者のあいだではよく知られていることと聞きます。
公文書は歴史の一次情報であり、
現在これ以上の緻密で詳細な考察は見当たらないため、
これを否定する材料を示すことはでません。
しかしながら、
これのみをもって真実とするのは早計といえるのではないかとも思います。
もしこれが真実であればCIA の存在自体が問われるだろうし、
結果責任を厳しく捉えているアメリカで相変わらず存在していること自体が、
本書がCIAのすべてを語っているわけではないという証拠とも受け取れるのではないでしょうか。


私自身は本書をもってしてもCIAの無能さは俄かに信じ難いとしかいえません。
CIA秘録〈上〉―その誕生から今日まで (文春文庫)

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