「病い」は気から、「老い」も気から！

「心が若くなると身体も若返るか？」ということに注目して研究を続けてきた
著者が過去に行った、
カウンタークロックワイズ研究は非常に興味深い。


カウンタークロックワイズ研究は、

20年前の生活を再現して当時のようにふるまうもので、
その結果、
身体も若返るという。

研究の詳細を実際のデータを示して記載してあれば、
さらに有意義な内容であった。


その他、
印象に残っている内容は、

「お兄ちゃんなんだから」と「お爺ちゃんなんだから」という２つの発言が
前者が向上することを求め、
後者は無理しなくてもという擁護の印象を受けること。

このようなイメージ、
そして気持ちが老いさせる要因の１つであるというが、

すでに自分も無意識にイメージが形成されていた。


「病い」は気からと良く言うが、
「老い」も気からということなのだろう。


即ち、
何歳になっても若き頃の生活を再現し続けるこ、
最大のアンチエイジングかもしれない。

心身ともに衰えさせない施策を考えるのであれば、

障がいを負われた方は別として、
高齢化社会を背景にして進められる施設での
バリアフリー化（段差をなくす等）は、
むしろ「バリアアリ」が良いのかもしれない。