男は自分探し 女はムードメーカーという伝統
上流社会における魅力 癖 偶然が開ける夢の扉と突き進んでしまう人間 必然である心や人生の重い流露について
古今東西が現実的だと認める造形力に紫式部は恵まれていた
本書は対談により進められ 原文におけるニュアンスを詳細に語り合い
紫式部は無意識の発現や映画的描写においてヨーロッパに先じていたと指摘する
人物評は男目線 作中人物それぞれに男は嫌だと言ったり女はいいと言ったり
女は嫌だと言ったり男はいいと言ったり
同性だとこんな人いる訳ないと白けても異性だといたらいいと真実に引き上げようとする
紫式部は賛否両論に現れる男らしさ 女らしさも わかっていたのだろうか
男も女も夢見たり幻滅したりする こうした揺らぎのなかに
本当の自分 傷 歴史は繰り返す 永遠の魂の予感があるのだ
紫式部は人間と夢の普遍的なあり方を型破りで劇的な情熱 控えめで物静かな賢明 
カリスマと自分探しという不可抗力として 決して無常観だけでなく 欲望の亡者では終わらせない
理想の追求にかけ回る男たち 仏になろうとする女たち 自分に正直な女たちが
こうした揺らぎであるドラマのなかで 豊かになるための代償 絶頂 自分の分際
貴族文化を発展させた激しさの生身の肉体として千年後も生きる
十代前半のわたしは あさきゆめみしを読みながら 過去はのりこえられるのか
自分たちは源氏物語の作中人物より幸せになれるのか考えた

男女平等 女も活発でいい もっと自己主張してもいい 男のように生きてもいい
権威のあら探しをしてもいいという風潮のなかで育った
そしてモンスターマザー 思考の浅い破壊 無理難題づくめの自己顕示欲
自己批判力を欠いたままの自分らしさが普遍性になると思い込む
野心家を よく見かけるようになった

紫式部は父親が十年くらい失業していて 多分 子供のときから
一説には内親王邸で働いたというが破滅型の女は書かなかった

苦労すると美や真理に救済されたくなる思いは いつの時代にもあるのだ

自然 人事 遊興 悩殺
源氏そして新古今 (丸谷才一批評集)

その他の感想

キャメル
さすがLOGICOOL
震災後も大事
バフ掛け初心者
surfaceをお使いの方は気を付けた方がいいかもしれません。
僕たちは奴隷になりたがっている。
しっかりした良いモノでした・
ひらがなカードを自作しました
2015年に買う教科書ではない
Amazon カスタマーZ
HF通信とは?にはいいかも
家庭でこの完成度はすばらしい
防災用
残念だらけ
It’s a dirty mouse.→汚いネズミだ→いただきます
初心者にわかりやすかったです。
たんぽぽ
シロウトに毛の生えた程度の私には難しかった
HPでは、コネクター形状の確認ができない
使い難い
保証登録に気をつけて
代表作を読むのに最適
同じ位置から破れます
冬用で厚手の生地
新ドラゴン登場
三個パックが良い
味は良いけど・・・
2歳半の息子もお気に入りです。
介護中なら一読お薦めいたします
電波干渉が全く無いです
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