書物への愛着
分類分けすると評論集ということになるのでしょうが、
本のまえがきや解説といったものが多く、
(概ねですが)読みやすい著作と思います。
私が理解できてるかどうかは別として。


本書で取り上げられている作家・作品で読んだことのあるものはボルヘスだけだったので、
そこに書いてあることについてどうのこうのは私には言えません。
言えませんが、
取り上げられている作品を読みたくなるのです。
小難しいこともいっぱい書いてあるのですが、
カルヴィーノの作品への愛着が伝わってくるんですね。
愛着、
という言葉を使いましたが、
作品そのものの力、
作品に魅かれた時の状況、
作品から触発された事柄、
作品から呼び起こされた/作品が呼び起こした別の作品・・・が混ざり合って愛着が沸くんだと、
本書を読んで感じました。
そして、
その愛着を感じさせる作品が「古典」と呼ばれるものなんだろうな、
と。


本書を読んでいて不思議な感じがしました。
「古典」についてカルヴィーノが語っているのですが、
自身の著作解題に思えてきたのです。
神話、
科学、
倫理、
創造、
論理、
自然、
批評、
構造などなど、
作品誕生秘話が書いてあるような。
自身の血となり肉となる、
それが「古典」というものなのでしょうか。


カルヴィーノの「古典」論ということだけでも読む価値はあると思いますが、
本書はそれにプラスして訳者・須賀敦子さんの解説、
池澤夏樹さんの文庫版解説が合わさって、
「なぜ古典を読むのか」という本になっています。
“本読み”にはいろいろと気付きのある、
はっとさせられる、
良い本と思います。
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