確かに頭の良い人だが、もう限界だろう
1.私は内田樹氏の本はほとんど目を通している。
物事を見る新しい視点をいくつも教えてもらったと思い、
感謝している。


2.しかし、
しだいに作りが雑になってきた。
何人ものレビュアーが指摘してるとおり、
彼が書いていることの多くは、
直観的な洞察である。
綿密な事実の調査はもちろん、
たまたま自分の洞察の材料になった事例への言及さえ極めてすくない。
特に日本の政治や経済に関する言説で、
この傾向はしだいに強まっている。


3.新刊の本書も、
深層心理的な憶測も含めて、
推測に推測を重ね、
仮説に仮説を重ねて、
脳内で織り上げられた物語である。
たしかに興味を引く物語だし、
ひょっとしたら正しい洞察なのかもしれないと思う。
たとえば、
昭和期軍部の壊滅的な惨状は、
維新の賊軍組の無意識の復讐だという説を立てている。
これは今まで誰からも聞いたことがない説だが、
なるほどそうかもしれないと思った。
しかし、
内田氏は自分の洞察のブリリアントさに自分で陶酔している。
その洞察をさらに「本当にそうなのか」と問う姿勢がない。
全体としては、
もう知的エンターテインメントの領域である。


4.彼があげている数少ない歴史事例の中に、
戦後日本の対米従属は、
華夷秩序の中で中国に朝貢していたのと同じマインドだという説がある。
私の理解するところでは、
日本は中国との朝貢的関係(皆無ではないが)は早く断ち切っている。
韓国のように事大思想にどっぷり浸かってはいない。
これがたぶん通説である。
内田氏はあえて通説に反対しているのだろうか。
あまり考えずに、
思いついたことを適当に書き加えたという感じがする。


5.内田氏の著作が劣化した原因を列挙してみる。

(1)書きすぎである。
ブックファーストの店長の警告に応えて、
出版を控えると言明したことがあったはずだが、
あれはどうなったのか?必ず売れる著者だから、
編集者の要請が絶えないのだろう。
世間の義理に振り回されて、
劣化した本を出し続けるようなことで、
日本の現状を嘆く資格があるのか。
日本戦後史論

その他の感想

良作ゴルフシミュレーションではあるが、やはりEA
安心感のあるメモリです
赤血球すくないよ・・・・
☆四つ!
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何故かわからないけど前の方が楽しい
初ホワイトセージです
一発でだめになる
2サイズアップの仕様がありがたい。
有意な回顧録ではあるが…
実車に乗ってるけど
北京から?8/27発送。例の中国行事の影響なのか商品の到着まで16日かかりました。送料は2USドルかかってるようです。
使い始めは、上々です。
これで全部収納!
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