内容は圧巻、構成には少し不満
 本書は副題に「分析批評の試みとして」とある通り、
小西先生が昭和30年代後半から40年代後半にかけて、
分析批評を題材としてお書きになった論文をこの分野の学習に役立つ順序で並べかえて一冊としたものです。


 分析批評という用語はanalytic criticismに対して小西先生ご自身が当てた訳語です。
ある作品を読んだときに「この作品はなぜ自分をこれほど感動させたのか?」、
逆に「この作品が感動的でないのは、
構成がお粗末なためか、
語句の選択が不適切なためか、
作者自身の感性が鈍いためか?」をあくまでその作品から離れることなく徹底的に分析、
批評しようという考え方をいいます。
その際いわゆるnew criticismではややもすれば軽視されがちだった、
その作品の成立過程、
状況、
時代背景なども充分に考慮し、
多面的に評論を行おうという立場をとります。

 20世紀は批評の世紀ともいわれました。
いま改めて「分析批評とはなにか」と問われれば、
上記のようになり、
大方の人々にとって当たり前の考え方のように感じられるかもしれません。
ところが実際にはそうでなかったことは、
例えばマルクス主義的な文芸批評などを例に出せば、
明らかでしょう。
そこまで行かなくても、
思想的な立場からの批評や逆にある作品から無理矢理何かの思想を引き出してしまおうといった、
「作品から離れた」批評が横行した時代でもあったのです。
そんななかであくまで、
「文芸批評」とはどうあるべきかを追求し続けたのが分析批評の立場でした。


 小西先生は「あとがき」のなかで、
「本書は、
そのような試論のうち、
大学の教養課程あたりに在学中で、
やがて文学の方面に進もうとお考えの人たちや、
自然科学を勉強するつもりだが文学にも興味をもつ ―
日本文芸の詩学―分析批評の試みとして

その他の感想

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