歌詞が活きる歌声
(この東京収録日は1日2公演とも伺いました)
ナイフやフォークの当たる音まで聞こえる。

客席とステージの間にマイクを立てたと見紛うような臨場感のあるライヴ収録です。


渋谷系を辿るライヴという事だったのですけれども、
昔の日本語曲の歌詞の素晴らしさに気づきました。


1977年資生堂のCMソングでは、
突然赤い公衆電話出てくるし。

これは黄色いプッシュ電話じゃない赤だよなダイヤルだしとか口紅メタファー?とか。

書いてないのに電話機の色形、
映像として分かるのが素晴らしい。


「生きがい」だと、
昭和の木造アパートですよね。

起床して喫煙する男とお茶淹れる女の構図てのもノスタルジック。


そこで1977年の香港を念写したあの曲。

1997年「香港返還」を見据えて、
「夜明けになれば枯れる露草ほど月の光に可憐に咲く」と歌われます。
そして気まぐれで写真に撮ったけれど同じ夜は来ないと。


歌詞に乗せられた映像は、
ジャンクの群れとか濁り水の海、
夕刻の啓徳空港に着陸するジャンボ機?など、
今や当時の映画でしか見る事の出来ない、
はるか昔に消滅してしまった光景ばかりで(香港マニアなので)心がチクチクします。


ユーミンって、
ウェディング曲にも死別(絶望)も仕込むような手法は大得意で、
これもその系統ですね。


香港民主化デモのニュースとか見ると夜明けもとうに過ぎて、
ああつゆ草は枯れたんだなあ・・なんて。


話それましたが、
こういう曲をいわゆる歌姫系こねくり回し系歌い上げ系のが扱った場合、
どうなんでしょうここまで日本語詞の意味が沁みたのかな。
例えば、
清水ミチコが容易にネタに掴まえやすいような声質だったら、
どうでしょう歌詞がストレートに心に入ってこないと思うのです。


野宮さんの歌手としての良い所って、
自我を封殺して力まず歌詞をそのままサラ〜っと何の色もつけないで届ける力が圧倒的にあるというのか・・・山本潤子とか、
白鳥英美子、
大貫妙子、
伊集加代子などの系統の人だと思います。
実況録音盤! 『野宮真貴、渋谷系を歌う。〜Miss Maki Nomiya Sings Shibuya-kei Standards〜』

その他の感想

使って5分で破裂しました
音圧が高すぎるような気が・・・でも再生機器交換で・・・
よろしいです
善悪反転世界への旅
思いのほか良い製品ですよ
全然落ちません
タッチレスポンス無し
失敗した。
待望の第2巻
毒舌な天才調律師が最高にオモシロい!!
コスパ最高〜
充電用microUSB端子に注意
御注意を!
予想以上のいい出来
懐かしい雰囲気の、あたたかな入門書
技適マーク有
yy
coolです。
この本を読まずにA/Bテストをやっていたらと思うと恐ろしい
フランス旅行のための古典的ガイド
読んだだけで少し賢くなった気分になるぐらいの目ウロコ本
薄手です
自分へのご褒美です
汗冷えしない
さすがMACO式!!
綺麗な蛍光色
値段以下、価値以上。
かなり使い易いです
いいと思います(多分)!
子供のお気に入りです。
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