増長する中国・韓国にどう対処すべきか

興味深い記事を幾つか挙げます。


まず大岡敏孝氏・金子洋一氏・倉山充氏ら超党派（議員と民間の研究者らの）座談会では、
日本も韓国を見習い対外広報にもっと注力すべきこと（世界での日本語教育の普及にも力を入れること）、

韓国が日本と北朝鮮との拉致問題解決の足を引っ張っていることに対策を練ること、

（中国の軍事費に比して少ない）日本の防衛費を増強すべきこと
など首肯できる意見が多かったです。


板東忠信氏のコラムでは、
中国経済に関連して金（ＧＯＬＤ）についての意見が気になりました。

氏の指摘通り、
現在では１０年前の３倍以上の価格になっているため、
いくら有事に役立つ資産とは言え高値掴みになる可能性があるな…と個人的にも思っているところですが、

とはいえ金に代わるほど信用できる通貨が他にないことなどからやはり最も堅実な資産です。

ところが、
中国では偽物（というよりタングステンを含有した純度の低い金）が出回っているとの話。

そして中国が保有する大量の粗悪な金が放出された場合、
中国国内ひいては世界で金の価格が落ちていくのではないかーーと氏は予測されています。

私は、
今のＵＳドルの乱発・垂れ流しやジンバブエや北朝鮮でのハイパーインフレ＆デノミネーション、
ＥＵでのデフォルト危機その他諸々の通貨の不安材料を見る限り
金の価値がガタ下がりするとは思ってはいませんが、
粗悪品を掴まない注意がより一層必要だと感じました。

更に坂東氏は日本の廃電子機器（携帯電話など）に眠る希少金属、
いわゆる都市鉱山を有効活用するよう提言されていました。

多くの論者もこれまで同じようなことを言っていましたが、
政府がそのような金属を諸外国の業者が持って行かないよう法規制すべきではないでしょうか。


小橋しんや氏の外国人への税制優遇に関するコラムも面白かったです。

多数の地方自治体において、
保育料・国民健康保険税・介護保険料・市営住宅などの公的住宅などの費目において扶養控除制度を悪用する例があるとのこと。