ゼットは『酔狂なところのある悪の皇帝』でいて欲しい
初っ端っからシュバルツ将軍大活躍のエピソードで、
メッチャ燃える!やっぱりシュバルツ将軍が真のヒーローで、
グリッタ嬢が真のヒロイン。
それだけに、
シュバルツ将軍が出てくると、
メッチャ燃えるし、
見ててテンションが上がります。

三十一話での、
全キャラ総出演の乱戦は、
様々な思惑の入り乱れ、
各キャラの心情を想像しながら見ると、
より一層、
キャラへの思い入れが深まります。


後、
ゼットの正体ですが、
八巻まで見た限りでは、
シナリオ・ライター自身が決めかねている印象を受けました。
ゼットの、
高い知能と器のデカさという皇帝に相応しい資質を持ちながら、
性格は「喜怒哀楽」の「喜」と「怒」しかないという点が、
幼児を取り込んで闇の力で改造したような印象を受けるので。

でも、
ネロ男爵とモルク侯爵はゼットの過去を知っているようだし、
と考えると昔からああいう性格だったと思えるけど。
最も、
シャドーラインの幹部全員が、
闇に取り込まれた元人間で、
記憶も植えつけられた偽物だと考えれば、
辻褄が合うけど。


ただ、
個人的にはゼットは『酔狂なところのある悪の皇帝』でいて欲しい。
キラキラにこだわるのも、
『ただの酔狂』であって欲しいんだ。
あの性格も、
元からああだったとした方が、
カッコイイと思うんだ。
なのに、
『実は、
こうだった』では、
興醒めです。

能力が高く器も大きいけど、
酔狂で、
性格的に大きく欠けたところがある。
そこがゼットの魅力だし、
そこに痺れる、
憧れる。

この辺は、
シナリオ・ライター自身が決めかねているんじゃないのかな?見ていると、
どうとでもとれるよう、
意図的に曖昧にしている印象を受けるし。
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