岩波と新潮の翻訳比較
本書のあらすじ等は他のレビューを読んでいただくとして、
「翻訳」という観点から、
岩波の関・望月訳と新潮の高橋訳を、
ドイツ語の原作と比較してみました。


岩波(関・望月訳)
・仮名遣いや言い回しが古く、
原作に近い味わいがある。

・原作の「構文」を極力変えずに訳してある。
(一つの文が長い)
・訳注が多い。
ヨーロッパのインテリの共通認識や、
セテムブリーニのセリフについての解説が詳しい。

・誤訳が多い。


新潮(高橋)
・岩波に比べるとまだしも翻訳が新しいので、
現代人には読みやすい日本語になっている。

・原作の長い文を読みやすく分割している。
そのため、
原作とはかなり異なった単純な構文になっている箇所が多い。
(原作に比べると一文が短く、
句点が多い。

・訳注が少なく、
本文中で解説できるものはそうしている。

・後から出版されただけあって、
岩波よりも誤訳は少ない。


読みやすさを重視するなら新潮、
原作の文体や言い回しに近いほうを選ぶなら岩波、
というところでしょうか。

どちらにしようか迷っている方の参考になれば幸いです。
魔の山 (上巻) (新潮文庫)

その他の感想

猛毒性劇高、凡庸な毒舌に飽きた方へオススメ
サイズの割に、
充電器を 専用にしなくてもよくなった
大サイズ(W174×D218mm)でも少し小さい位です。
一青窈の最高傑作アルバム。見ても聞いても楽しい「Lesson」
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あえて言わせてもらいましょう
計算結果は常時小数表示にしてほしい・・・
バックの中身は興味あり
元気が出ます!笑
待ってました、ジーン社長。
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韓国って
ハノン教本
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趣き
再録が豪華で強力
☆満足☆
「肺がん」の内容が良く理解出来ました。
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