未来への扉は時間で開かれる
ガリレオ、
ニュートンは運動を相対化したが時計は慣性系の外に置かれ、
アインシュタインにより時間は時空の中で考えられるようになったが、
果たしてそれらは現実の時間と同じものであろうか?スモーリンは時間をprecedence(順序)として捉え、
物理法則の共変性やネーターの定理のような対称性を仮定せず、
唯ひとつの宇宙のなかで法則が進化すると考える。
さらにメタ法則というナイーブな問題も扱う。
数学は自然すべてを記述することができるわけではないと考えている。

時間をグローバルでリアルなものとして考え、
一般相対性理論における「サイズは変わらず時間が変わる」のデュアリティーであるshape dynamicsの「時間はグローバルであり、
変わるのは時間ではなく形である」の立場をとる。

量子もつれの問題について、
「ガリレオ、
ニュートン、
アインシュタインは間違っている」といい、
量子力学を統計として考え、
運動や時間についてのこれまでの考え方を変えることによって解決しようとする。

創発される量子的な面積と体積をもち背景独立な理論であるループ量子重力理論には、
このようなスモーリンの根本思想が潜んでいたわけである。
非局所性(簡単に言えば瞬間移動)についてはスピンネットワークなどにおけるnon-local linkによって、
逆問題(量子重力理論で宇宙全体を形作ることができるか)はmatrix model of string theory, causal-dynamical triangulation modelなどで解決できるという。

ボルツマン宇宙はエントロピー最大の熱平衡状態のゆらぎから生じ、
出来事はポアンカレ再帰時間で(注;厳密には軌道が交わることなく近傍を通るという意味で)無数に繰り返す。
これに対して、
スモーリンの宇宙はライプニッツ宇宙(区別が全くできないものは同一であり我々の宇宙と同じものはふたつとない)であり、
時間は非対称で重力作用のもとで複雑性が増加して構造化する開放系である。
エントロピーの法則はその部分である孤立系のなかで成立する。
Time Reborn: From the Crisis in Physics to the Future of the Universe

その他の感想

スチルカメラとしてのレビュー・フラッグシップの資質十分
ブログは素晴らしいが本としては、、、
コースの攻め方(の考え方)が変わるかも
最後の詩情
左手側の縫い方に不具合がありました。
失敗したー
品質も良いがお店の対応もよい
安心の質感
買い換えて良かった\(^o^)/
シンプルな変形ギミック!ゴツくてカッコいい!
意外と似てる
理解・イメージ・実践が一度にできる本
キーボードに貼れる。
「認知革命」を起こしたチョムスキーの歴史的著作を良く練られた訳文で、「訳者解説」も必読!
クーラントメンテナンスに利用
モノが下に溜まりがちだったビジネス用リュックが整理できた。
会いたくなる!
切れ味がよみがえった!!
クジラ好き
カフェみたいなワッフル!
A hundred or so short articles
ミニマムランタン
ちょうど良い粘着力
まるでダイジェストのような
3D対戦アクションとしてはハイレベル
待望の国内初DVD化!
ネコさまさま
一家に一個は欲しい物
近年では間違いなく最高傑作
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