佐藤さんの作家生活10周年の中間総括:佐藤優さんの思考法が浮き彫りになる!
本ムックでは、
佐藤さんがその諸労作で扱われている全テーマが網羅されています。

処世術、
読書術、
歴史、
諜報、
外交問題などです。
本ムックは多くの対談録を収録していますが、
中でも日本の対中戦略を論じた「最大の試練は近隣外交:日中文明の衝突ーどうすれば勝てるか」が、
私は特に印象に残りました。
そこでは、
米中への佐藤さんの立場が最も鮮明に表出されており、
彼の新帝国主義批判、
棚上げ論の罠、
対中包囲網戦略やTPPの肯定論といった最重要テーマが論じられています。


1、
棚上げ論の罠  

宮家さん:今でも、
一部の論者などは、
「棚上げ論」を復活させればいい、
などと言っていますが、
私は実は90年代には既に、
この「棚上げ論」は成り立たなくなっていたと思うんです。


佐藤さん:ところが、
日本の政治家や外交当局はそれに気づかないふりをして不作為を続けていました。
それが今日の事態を招いたといっていい。
 (P.227)

棚上げ論肯定の立場の人たちでも、
この反対論は参考になりますし、
国益にも適う批判なので理解し、
尊重する必要があります。
棚上げ論と不作為の問題性の差異に巧みに言及されているので、
単なる棚上げ論否定とは異質です。


2、
中国による「歴史の改竄」

佐藤さん:私は、
中国による「歴史の改竄」で、
今後、
日本が最も警戒しなければならないのは「日本はファシズム国家である」というプロパガンダだと思っています。
これはロシアの極東研究所でも。
2005年から中国が「日本軍国主義」という言い方ではなく、
「反ファッショ」という言葉を多用するようになっている、
と指摘されている。
「反ファッショ」は、
中国とアメリカ、
ロシアなどを一くくりにできる魔法の言葉だ、
ということに、
中国は気づき始めている。
(P.248)

中国のプロパガンダは、
「反ファッショ」で対日包囲網を形成しています。
であるからこそ日本は、
ファッショ化、
コーポラティスト国家になっては相手の思うつぼなのです。
「反ファッショ」は、
ここでは反日と同義です。


3、
反対日包囲網としてのTPP肯定論
文藝春秋増刊 佐藤優の実践ゼミ「知力」を鍛える! 2015年 02月号 [雑誌]

その他の感想

心がヒリヒリと、痛かった!!
精密で実物その物です
AAAの真価はやっぱりLIVEにありますね
楽しいですよ(^^)
可愛いからいいの。
アベノミクス失敗を証明する本
サービス業なら為になる
面白いd(≧▽≦*)
少しズレます。
ただのグルメ本ではないです。
ワンランク上の書き心地
ほかに書いている方がいるますが
目次等
じぐいわで載るなんて!
毎回が賭けです
ケースにヒビが。。。最悪!
Lenovo YOGA Tablet2 1051L(10.1インチ、Windows、SIMフリー)で使えました。
ThinkPad X220に取り付けました。
左スティックの不具合
ゴクゴク飲んでいます
安価なクーラント
買って間違いない♪オススメの1枚です!!
レイトン・ファン
普通に切れる
ジャックの径にご注意下さい
安心出来る製品。しかし、ロボクル未対応が残念
ちょっとガッカリ……。
Arduinoの便利さを感じながら組込系に入門
商品はよいのですが納期に不満あり
可愛い音色がします
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