HDMI接続について。

比較的めずらしいHDMI出力可能なこのチューナーを液晶モニタと組み合わせて
安価にフルHD視聴環境を…と目論み、
結果いくつか勉強させてもらいました。


手持ちの液晶モニタにはHDMI端子がなかったのでDVI-HDMIアダプタを介して接続しました。
結果はNGです。


国内のHV放送規格に準じたこのチューナーを含む民生用映像機器のHDMI入出力は一般に1080iです。

つまりPC用液晶モニタを利用したい場合、
1080i入力が可能かどうかの確認が必要になると思います。

こうした情報のネット収集による事前確認の際、
PS3のHDMI接続例等には注意が必要です。
(PS3は1080pの出力も可能)

因みに、
他の方のレビューでHDMI出力時に高解像感が得られなかったという書き込みを見かけたので
一応37インチのフルHDタイプビエラに接続してみたところ、
1080i相当の表示に問題ありませんでした。


D-sub接続での表示についても少々。

アナログRGB出力の場合、
標準テレビモード(1024x768)とワイドモード(800x600)が選べます。

標準テレビモード時は1024x768中有効表示が960x540となり、
左右も少々黒枠表示になります。

これをSXGA液晶モニタで表示するとモニタの横縦比が5:4の為、
少々縦伸びに歪んで表示されるので
モニタ設定等で左右の非表示部分がなくなる程度に引き伸ばすとほぼ標準的な比率が得られます。

画面一杯表示できて案外高解像感があるので、
余ったSXGA液晶モニタにマストな感じです。


その他、
チャンネル応答性能等は特に問題なくそこそこ快適です。

各種設定項目は少な目でわかりやすく、
家電製品が苦手な方にも安心な印象ですが
豊富な接続端子を持つこの機種としては、
少々ターゲットを逸らしてる気がしなくもありません。


以上、
至れり尽くせりとは行かないまでも、
仕様通り多様な出力が選べて
総括的にはコストパフォーマンスの高い製品だと感じました。


　＊追記