脇役(モブ)だけど主人公

正義感が強く誰にでも優しい美少女のハルカと地味で妄想が得意なサトキ。

二人はある日、
学校の校舎から異世界に召喚されてしまう。

ハルカは異世界の神官から王国の守護者である伝説の神娘(ミコ)だと告げられ、
敵国との戦いで勝利をもたらしてほしいと言われる。

ハルカは神娘の力である、
想像した武器を具現化する能力を使い王国に勝利をもたらすために奮闘する。

そんなハルカの周りは美しい美貌の国王、
なにやら思惑の有りげな美青年騎士、
神娘の指南役の超美形魔術士、
人当たりの良い容姿端麗なコック、
気さくでダンディーな騎士団長などとにかくイケメンばかり。

その中でハルカを中心に揺れ動く恋愛模様…。

ハルカと国の運命は…！？

というのが、
「ハルカの物語」です。


しかし、
この華々しい物語には裏がある。

『+αの立ち位置』というこの作品はハルカと共に異世界に召喚されてしまったサトキに焦点をあてたお話。


サトキは自分がヒロインであるよりもヒーローとヒロインの物語を横で見ていたいという。

そんなサトキは華々しい「ハルカの物語」の裏で、
とある真実を知ってしまう。

サトキはその真実がバレないようあの手この手と奮闘する。


サトキがモブとして奮闘してる「表」では、
メインヒロインのハルカと各キャラクターたちとのイベントが発生し、
その圧倒的なヒロイン力でキャラクターたちとの好感度・親密度を上げていくハルカ。

「ハルカの物語」では完全脇役、
一緒に異世界に飛ばされてしまった友達ポジのサトキ。

今後、
サトキはどうなるのか。


あらすじはこんな感じですが、
コメディ調でテンポ良く話は進んでいきます。

恋愛ゲーム(乙女ゲーム)をやったことある人は特にサトキに共感でき、
ツッコミに対しても「あるあるw」と笑えるんじゃないかなと感じました。

もちろん、
恋愛ゲームやったことない人でも十分楽しめると思います。


今後、
サトキは陽の目を見るのかどうか…
とても続きが気になる作品です。