やっとヘーゲルの入門書が誕生した
竹田氏・西氏の前著「完全解読 ヘーゲル『精神現象学』」は、
(他の入門書よりはよほど分かり易いのだろうが)まだまだ読みにくさのある本だった。

それを両氏も自覚していたのか、
さらに読みやすい本書の登場となった。


今度はさすがに読みやすい。
この本でまだ分かりにくいとすれば、
それはもう原著者ヘーゲルのせいだろう(さすがに言い過ぎか?)。
ただ、
後半部(良心のあたり)が若干駆け足ぎみだったろうか。


ヘーゲルは、
人間(意識)が様々な紆余曲折を経て次第に真実(精神)へと近づき、
ついには到達するという「進歩的」な歴史観の持ち主だった。

それは、
別の言い方をすれば「様々なものに縛られていた人間がだんだん自由になり、
最後は絶対の自由を獲得する過程」である。

このような進歩は、
「それまで正しいと思っていたこと」(知)が「実際そうであること」(真)によって絶えず更新される、
という運動の連続によって漸近的に達成される。


この「だんだん良くなる」というのが、
ヘーゲル思想の懐の深さである。

当時、
「有限で不完全な存在である人間が本当に真実を知り得るのか」という認識論の問題が、
哲学における大きな難問だった。

確かに、
頼りない人間の理性ががいきなり真実をわしづかみにするというのはちょっと考えにくい。

だから、
「絶対に無理」という不可知論や、
「(現象界という)限定付きの真理なら可能」というカントの見解に落ち着くことになってしまう。

だが、
「いきなり」は無理でも「だんだん」ならどうか。

時々壁にぶつかったり、
ちょっと後戻りすることはあっても、
長い目でみれば人間は少しずつ真実に近づいているのではないか。

あたかも街道を旅する人間が宿場を一つ一つ通り過ぎていくように、
人間は真実への階段を上っていくのである。


もしそうだとすれば、
哲学はそのようなプロセスの全貌を描き出す作業だということになる。

つまり、
哲学はある種の「世界史」のように記述されるのである。
超解読! はじめてのヘーゲル『精神現象学』 (講談社現代新書)

その他の感想

状態について
全体的に小さめ、Lの人はXLにする。
激しい振幅に戸惑いつつも虜に
最初はフワフワでとても暖かかったです。
古き良き時代に作られた映画
ヘルスケアを成長産業にする第一歩
きっちり完結
カラーリングはオフィシャルページの確認を
パッキンはついていません
使いにくい、分かりにくいとは何なのか?
ダメダメ商品
現在のどの国民国家のルーツにもならない英雄
まあいいんじゃないでしょうか
ラット(メス、幼獣)のおネンネ。
映画館で見たときより家で数回見たほうが良さが再確認できた。HD画質は65インチTVでもキレイに映った
少しは「労働の主人」となれるように
この乾燥剤あまり効き目は期待薄。
Experia Z3 tablet copactで動作確認
これはお買い得です
やはり何か作るのが一番かも…
プロならではのテクニックを期待して購入
むうちゃんはヘロヘロキャンディー。(<-意味は本書で)
せめて使える間は更新して欲しい
娘が大はしゃぎです
老齢(8齢)のデグーに。
Sanwa 2.4GHz 各種レシーバーにて動作確認。
まずまずのツール
使いやすく簡単に穴が開きました
上巻を読んだ方はぜひ
よい。速い気持ちにさせる
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