小児リウマチ　ヨーロッパ、アメリカ、日本の標準治療を実践

小児リウマチの治療は子供の成長や就学にも大きく影響するので、
治療のタイミングや薬の調整を的確にすることが大人の患者以上に大切だとわかりました。
山口先生は日本のガイドライだけでなく、
ヨーロッパ、
米国のガイドラインにも精通していて、
実際に他の先進国で行われている治療に関しても、
薬物療法だけでなく関節内注射など積極的に取り組まれているようで医師としてとても勉強になりますが、
それ以上に今の一般的な状況に満足せず小児リウマチのお子さんに普通の生活をさせてあげたいという小児科医としての熱意も感じられる素晴らしい講義内容です。
製薬会社が企画する型どおりのものと違い、
小児リウマチの専門医、
リウマチを専門としない小児科医、
小児の患者を頼まれることのある整形外科、
リウマチ内科医は一度はしっかり見る価値があると思います。

小児科医らしくわかりやすい言葉での講義ですので、
小児リウマチのお子さんを持たれているご家族にもとても参考になると思います。