ちょっと(内容が)難しめ。でもバッハの声楽曲がお好みなら一読を。
文章そのものについては、
著者が平易に、
読者に理解しやすくしようと苦心した跡が窺えます。
そしてそれはかなりの程度結果に出ていると思います。
タイトルの理由は、
ただ当方が古楽演奏(学)+キリスト教(学)+聖書(学)+宗教史(学)について門外漢であることによるものです。
なお、
当方が所持しているものは、
2007年までの補筆がなされているものです(初版出版後に国内発売された録音&映像ソフト等について加筆されています)。
本文約500ページ、
著者自身による全訳&注釈約50ページの大著です。

前述した通り、
かなり(というより相当)門外漢に対する配慮が見られます。
特に、
「ユダの自殺」と「放蕩息子」の関係(これは現代聖書学の知見に匹敵する考察がなされているらしい)、
「ナザレのイエス」の最期の言葉は何故バイブルに記載されているのか、
そもそも第一曲でナザレのイエスは何故花婿と呼ばれるのか、
彼が埋葬される場面ですでに彼が復活することが示唆されていること等の箇所は、
極めて説得的に論じられています。

同じく、
J.S.バッハの最高傑作の「ヨハネ受難曲」と何故描写が違うのか/同じなのかということも適宜適所に記述されています。

「序論」で記述のあるバッハの蔵書をも研究材料とする理由、
「受難曲/受難オラトリオ」というジャンルの音楽が何故出現したのか、
という下りも面白いです。

そして著者が何回かの加筆&補訂等を重ねても、
モダン演奏による録音はリヒター指揮(58年録音、
リマスターver.)や58年録音、
オリジナルverが最高という評価をする理由も本文&CDの解説から理解できます。
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