IT時代を意識し過ぎたのでは?
デジタルメディアによるメディアアート(以下、
デジタルメディアアート)を中心に据え論じているものの、
著者が主張したいのは、
声高に叫ばれるIT時代にあってもアナログ感覚が大切、
ということだ。
著者の主張も理解できるが、
以下の2つの理由から、
本書を高く評価することはできない。


(1) デジタルメディアアートの位置付け
著者は、
デジタルメディアアートは、
テクノロジーに依存しているだけの感性不在のえせアート作品が殆ど、
という認識のようだ。
確かに、
デジタルメディアアートは、
表現に用いたテクノロジーがいずれ陳腐化するという宿命を持っている。
しかし、
例えば、
本書で取り上げられた、
オールドメディアに属す19世紀に興隆したポスターが、
陳腐化を通り越して芸術作品として残ったように、
デジタルメディアアートも、
いつか、
(レトロな感覚とともに)芸術作品として見直される可能性はあるように思われる。
その可能性有無は、
本書の趣旨から言って、
オールドメディアと対比させる等、
具体的な議論があって然るべきで、
著者の主観のみで判断されるべきではないと思われる。

また、
本書の主張は、
私の個人的な感覚とも相容れない気がする。
私は、
例えば、
ナム・ジュン・パイクのビデオアートはウォーホルだけでなくモンドリアンやカンディンスキーとも同一空間にあり、
その延長上にあるデジタルメディアアートも、
旧来の芸術と同一空間に位置する(ようになる)と思う。
また、
デジタルメディアアートと領域を共有するサブカルチャーに対しても、
私は好意的だ。


(2) 本書の構成
本書は良心的な書籍に属するとは思うが、
それにしては反復記載が多過ぎる。
正味はページ数にして1/4くらいではないだろうか。
私は本書を読みながら、
同じ映像を繰り返し使い回す民放テレビ番組を連想した。
著者は民放番組を低俗と批判するが、
同じフォーマットを利用するのは如何なものか。

本書の趣旨にそぐわない写真も散見される。
T型フォード、
ライト兄弟の飛行機、
世界初のコンピュータといった写真を載せるくらいなら、
メディアアート作品をさらに載せるべきだろう。
メディアと芸術―デジタル化社会はアートをどう捉えるか (集英社新書)

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