サンプルが少なすぎ、さらなる究明が必要
主に中学から高校にかけて学校内であたかもカースト制度のような地位の差が生まれており、
「上位層」は、
「下位層」に面倒なことを押し付けたり、
「いじめ」に近い仕打ちをしたりしている…という話。


基本的に学校内の「地位」を高くする要素は、
「いかに異性にモテるか」であり、
ギャルやギャル男が高い地位を占め、
オタクやブサイクな人は低い地位になる傾向があるとのこと。


スクールカーストについて、
生徒側は「逆らえない」権力構造として消極的に認めているが、
(著者が聞き取りしたわずか4人の)先生は、
コミュニケーション能力の現れとして積極的に認めているという。


(著者が聞き取りした)先生は、
スクールカーストの上層にいる人は「悪ガキ」であろうが「ギャル」であろうが、
社会に出てもまあまあうまくいくだろうが、
スクールカーストの下層にいる人は社会に出てからちゃんと就職できるか不安なのだという。


一応、
社会学的アプローチという体はつくっているが、
サンプル数はとても少なく、
大学生10人、
教員4人からの聞き取りでスクールカーストの実態を解き明かそうというのは、
あまりに荒い手法。

とはいっても、
一介の大学院生に大規模な調査ができるわけでもないため、
これを契機に本格的な調査が行われることが望まれる。


「ギャル」や「ギャル男」は10代後半から20代前半の短い期間においては社会で優位な地位を占めていると捉えることもできるかもしれないが、
20代後半以後において同様とは(少なくとも私は)思えない。


そうであるならば、
中学や高校の短い期間だけにおいてのみ支配的である「スクールカースト」という価値観を先生が積極的に認めてどうするのだろうか、
単なる自身の教室内の地位の保身でしかないのでは、
という気がしてくる。
教室内(スクール)カースト (光文社新書)

その他の感想

わくわく
とりあえず爆速
装丁が
ハエトリグモ初心者です
心温まるコミュ障(症)ものがたり
ついに買いました
お手軽で良いです。
読めば読むほど・・・
ゾルゲ事件の新しい位置づけが新鮮
同世代なので
大人でも楽しめる
甲種危険物取扱者試験の合否の別れ目である物理・化学の解説が詳しい
夏のレジャー用に
カレーを作る時に使っています
主観を抑えた説得力あるデータ提示、教育関係者は必読
割切れば
他の安いやつはダメ。これは良い。
吹奏楽部のムスメに。
2才が最盛期かな?
薬品による変色、変形なし
特典DVDは「劇場版」です。
すぐ塗装が剥がれました
面白い.得したと思う。
食感はいいけど味付けがきつい
ハイジャック事件を扱った書き下ろし作品
底が薄い。
装着感も良くなっています。
激レア新品未開封の国内初回限定盤
ニーチェも、ドストエフスキーもすごい〜
戻る