日商簿記検定から会計士試験の入門レベルへの移行に最適

良い点：
・１つ１つの問題が重くないので無理なく続けられる。
（日商１級合格レベルなら1週間あれば余裕で1冊通せるはず）
・重要な基礎論点だけをしっかり押さえている（短答式では落としてはいけないレベルの論点のみ収録している）
ので、
自分の忘れている論点を復習するのに最適。

・解説はかなり丁寧なので、
自分が知らなかった会計処理の裏側も知れて「へー」と思える。


注意点
・連結以外の財務会計の論点に絞っているので、
連結が絡む論点や管理会計全般を学びたい人には役に立たない。

・基礎論点だけなので、
例えば資産除去債務などは、
「え、
見積もりの変更は無いの？」など物足りなく感じる可能性有り。

・日商簿記２級レベルの人から〜と書いてあるが、
会計士試験でしか出ない論点もいくつか収録しているので、
日商１級を狙いつつ、
公認会計士試験へのステップアップも狙っている人におすすめ。

・Day16の手形の裏書きは恐らく解説の仕訳が間違っている（受取手形1800→受取手形1500)ので注意。


無理なく解けるので達成感があり、
また気軽に復習できるので財務会計の論点を網羅的に学習できました。

自分の知ってるはずの論点でも特に特殊商品売買や１株当たり当期純利益などはかなり危なっかしく、
基礎論点をしっかり
復習できて本当に良かったです。
オススメです。