「愛の行為」
その頁を開いたとたん、
特別な気持に満たされる作品、
「春のひらがな」―読むたびに、
泣きたくなる。

この詩を読むと、
私は福島を思う。
「フクシマ」といつのまにかカタカナで表記されるようになった、
この地を思う。

「ヒロシマ」「ナガサキ」そして「ミナマタ」の名前も、
思う。

宮尾節子さんの詩のことばは、
私から遠くなかった。

それは、
やさしいことばだからわかりやすいという意味ではなく、
書かれた背景や詩人の意図とは関係なく、
私のお守りのようになってくれることばが、
この詩集の中にいくつもあったからだ。

かなしみの深い場所に、
詩人は花びらを見つけてくれた。


「円周率と詩の話(あとがきにかえて)」と題された文章を読んで、
ああ、
やっぱり、
と思った。

詩を書くとは、
どういう行為なのか。
何のために、
それが為されるのか。

詩人が詩を「愛の行為」と呼ぶ、
その意味が、
この詩集を読むとわかる。

表題作の「明日戦争がはじまる」も。
愛だ。
こんなに読者に「ありがとう」を伝える詩人を、
私はほかに知らない。


どうしても、
じっくりと読むことのできない作品もあった。

震災後まもない現地での様子。
文字で辿ることは、
なぜこんなに、
まだ苦しいのかと思う。
自分自身に問う時間をもらったのだろう。

そう考えながら、
別の問いも浮かんでくる。
わたしは「詩」を読んでいるのか。
詩の生まれた場所を見ようとしているのか。

深く読みこむことができたらいいのだが。
簡単にこたえを出そうとしないでおこう。

今は読めないことばをいつか読めたとき、
この詩集はよりいっそう、
なつかしい友人のような一冊となってくれるだろう。
明日戦争がはじまる

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