ルービン氏の意思決定の回顧録
確率論的な思考(蓋然性思考)を自分の信条として、
ゴールドマンサックス、
大統領経済諮問委員会、
財務省のトップとしていかに意思決定をしてきたかという、
ルービン氏の意思決定の回顧録である。

特筆すべきは、
経済理論がルービン氏の蓋然的思考を経て、
いかにワシントンの政治の中で実現されていくのかが詳細に述べられていることである。
なかでもメキシコの債務危機やアジアの通貨危機に介入する中で、
モラルハザードと金融危機回避という矛盾する選択肢の中からをいかに適切なものを選択肢し、
議会に承認させていくのかという過程をクリントン大統領や経済諮問委員会、
またグリーンスパンFRB議長、
後のサマーズ財務長官との会話を通して描かれていきます。
経済理論を書いた本は多いのですが、
実際にいかに様々な経済理論が妥協も交えながら政策として実行されるのか、
この本のように具体的に書かれた本は少ないように思えます。

また、
とくにこの本に好感が持てるのは、
自分がした意思決定の状況を実に客観的に述べていることです。
自分の意思決定の失敗も素直に認め、
いかに自分が判断ミスをしたのか冷静に分析している点です。
非常に参考になります。
著者いわく、
そのような性格が著者本人がアービトラージャーとして成功した要因だと述べています。

さらに、
この本はクリントン政権の経済政策を評価する上で大変貴重な本だとも思います。
スキャンダルに関するクリントン氏の本が多い中で、
クリントンが新設した大統領経済諮問委員会の初代委員長であるルービン氏が、
いかなる経済政策が考え出され、
それがどのような紆余曲折をへて実現、
時には挫折したかが描かれてあります。

500ページ以上ある本ですが、
その1ページ1ページ非常に楽しんで読めると思います。
ルービン回顧録

その他の感想

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mabon
気になることなし
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初めて、ショートタイプを購入
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