主役が帯に・・・

まずは話のメインとなるキャラ2人の紹介を。

主役は努力して1番になる事にこだわる『霧上神奈』
その神奈を実力テストで抜いて、
1番になったのが『羽座岡悠』

そして神奈に当初、
クラス内で最もアホそうと思われていた4人組。

メガネで家庭科が得意な『穂高暁』
体育が得意で、
成績もまあまあなのが『時任都』
都の幼馴染で美術が得意だが、
超面倒臭がりな『日下部ちはや』
音楽が得意で美少女だが、
極度の男性恐怖症の『小間物屋リカ』
それぞれが得意分野で、
神奈に敗北感を与えていきます。


実力テストで1位になった悠は、
答案用紙をそのままゴミ箱へ。

それを見て怒りのままに悠を押し倒し、
説教をした神奈。

メインは神奈と悠の話で、
いつの間にか仲良くなった4人組とも絡みつつ、
おもしろおかしい毎日が描かれて行きます。


ともかく全般的にテンションが高く、
笑いもしっかり押さえています。

神奈は根っからのツッコミ体質ですし、
悠は天然。

4人組はそれぞれ個性あり過ぎながら、
うざさは感じずに良いバランスだと思います。


絵も上手く、
大変読みやすいですし、
女の子たちがとにかく可愛いです。


大事な百合度ですが、
こちらは話が始まって間もないので、
あまり高くありません。

初対面で神奈が悠の顔に見とれたり、
悠が神奈に説教されて以来、
なんとなく神奈を意識している程度です。

あとがき漫画にありますが、
この作品はガチ百合な方向性ではないそうです。

そう言われてしまうと、
期待して読んでる方としては寂しいですが、
単純に漫画として面白いのでオススメの1冊です。


カバー表紙の女の子が悠で、
帯に主役の神奈という何故？の配置になっていています。

裏表紙には4人組がいるので、
この先増刷されて帯が無くなったら、
カバーに主役不在という状況に陥ります。

神奈は不憫な子ですね（笑）