今、これからの日本の社会保障の姿とこの映画の福祉の精神の齟齬について思うこと。
私は、
黒澤映画全作品を劇場でみまして、
「赤ひげ」が一番好きです。

映画というのは、
「嘘の世界」ということが前提であることはわかっていますが、

今は、
心を病んでしまい仕事ができなくなりましたが、

20年近く福祉の仕事に携わってきました。

その福祉の精神の原点が、
私にとってはこの映画でした。

何も語らずに死んでいく六助、
赤ひげは保本に「人間の一生で臨終ほど荘厳なものはない、
それをみていろ」
と言い残し、
セリフのない六助は、
死の悶絶、
保本はその凄まじさにたじろぐ、
六助の死後に娘が診療所を訪れ、

何も語らなかった六助の壮絶な人生をきき、
保本は初めて「人間の臨終での荘厳」を知ることとなる。

今の福祉の世界、
医療でもそうだが、
人の人生に携わるという精神から逃げてしまっており、

あくまで、
対象者と専門家という一線を引いてしまっているが、

困ったこと、
痛い場所を聞いて、
それに対応する福祉制度や、
痛みに対する対象療法だけで、
人は救われるのだろうか。

福祉の世界の常識として、
対象者と個人的な関わりも持つことは厳禁になっており、
亡くなっても通夜や葬式に行くことも禁じられている。

そこに、
人としての関わりを持つことに、
厳しい拒否があるのが福祉、
医療の現実である。

人となりを知ってこそわかること、
それを知らないと、
簡単なアセスメンドごときで知ろうと思う精度は、

「官僚(政治家)が考える人に対する驕り」だと思う。

赤ひげはいう、
「医者というものは無力なものだ、
専門的な知識や知恵はあっても、
どんな病気も治すことはできない。
ただ、
その人が持っている力(生命力)に対して、
少しの助力をすることができるだけだ。

医療は専門医制度になっており、
自分の専門外のことには、
踏み入ろうとはしない、
いや踏み込めない。

福祉も、
即席で作った資格をとらせることで専門性を持たせているが、
そのほとんどは、
外国からの輸入品で、
日本の文化に馴染む、
馴染まないは問われない。
しかも、
医療と同様に、
専門家が進むことで、
自分の専門外のことについては、
無関心だ。
それを総合的に勘案する立場の人は福祉にはいない。
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