くるりの名盤。ロックの面白みってこういう作品でこそ味わい深いものが。
2000年発表、
くるりの2作目にして名盤ですね。
くるりの個性が、
目の前で存分に広がり、
そのリビドーにより圧倒的に貫かれる作品でした。

ちょうど2作目が傑作である点や、
狂気を宿した演奏の息吹、
音作りの緻密さなど、
初期山下達郎の高品質な傑作『SPACY』と似ているなと感じました。


楽曲どの引き出しも最高です。
コンポジションの美しさや、
頭にリフレインするメロディに留まらず、
それを彼ら自らぶち破るエナジーがこれでもかと飛び出してきます。

ここで彼らが見せるのは例えば、
聴き手の中で何かをキラリとさせる狂気、
或いは語らないことで描写を妙にリアルに感じさせる行間、
音の素朴さと奇抜さを併用する色遣い。

ロックとポストロックの中庸を見出しながらも、
くるりだけの荘厳な宇宙を構築しています。
今作が傑作であるのは、
様々な引き出しを高品質で見せる作品でありながら、

各手法の色彩に染まりきってしまうのでなく、
それを逆手に取ったくるり色の独創性でした。
これが非常に面白いんです。


例えば中盤から何曲か共同プロデュースにシカゴ音響派を代表するJim O’Rourkeの名がクレジットされ、
音響派の地塗りが施されています。

音響派の仕事は非常にサウンンドメイクの工程が緻密なんですね。
ホストプロダクションといい、
録った音を更に弄ります。

ただそうかといって、
技術屋の頭でっかちでゴテゴテな仕上がりにするのでなく、
特にJim O’Rourkeは昔ながらのポップスの良いところを踏襲するので、
むしろ綺麗で素朴で、

プリミティヴな楽曲になるんです。
それこそが、
くるりの個性と非常に合うと思いました。

くるり楽曲の潜在的な面白さ、
特に行間が生きた日常的な横顔をしっかり洗い出してくれるからです。
Jim O’Rourkeが絡む楽曲の面白さは、

そんな緻密だけど大胆な音作りに表れていると思います。
ここでくるりの個性が存分に立ち上っていました。

因みに7「チアノーゼ」で淡々とフラットなヴォーカルで歌う点も、
岸田氏の独特な声の雰囲気が成せる業かなと思います。
最高です。
図鑑

その他の感想

ヴォーカルの表現力が上がっている
シンプルでやや大きめな印象
こんな用途ですが…
バッテリー交換3,000円でした
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