自らをさらけ出した迫力に満ちた心の病への探求
「絶対音感」「青いバラ」「星新一」,さまざまな分野において読者に知的興奮を提供してきたノンフィクションライター最相葉月さんの7年ぶりの書下ろし新刊である。


著者が世界堂(画材店)へクレヨンを買いに行くところからスタートする。
精神科医の中井久夫の「絵画療法」によるカウンセリングを受けるためである。
中井の指示にしたがって著者は画用紙に絵を描きはじめる。
ゆったりと流れる時間に身を任せながら、
自分の心に浮かぶ風景を画用紙に描いていく。
川、
丘、
家、
緑…。
これまで守秘義務により明らかにされなかったカウンセリングでのやりとりを著者がクライエント(相談者)となって公開する。
それはクライエントの心の動きをイメージとして記録することである。


本書は、
著者自身のカウンセリング体験を下敷きにして、
二人の巨星、
河合隼雄と中井久夫を軸に、
日本のカウンセリングの歴史、
カウンセリングの諸問題、
戦後の治療の変遷を示しながらセラピスト(治療者)とは何かを探っていく。
著者は、
心療医療を学ぶために大学院へ半年、
民間研修機関に4年間通い続けて臨床心理士の資格を取るほどの研鑽を重ねた。
それだけ学んでようやく専門家に質問ができるレベルに立てたと著者は語る。
加えて、
著者は戦後の日本にカウンセリングを伝えた米国人へ問い合わせ、
膨大な資料(巻末の参照リストに149点)を読み込み、
多数の研究者に取材している。
その上で”Doctor’s doctor”と呼ばれる久夫氏による「絵画療法」のカウンセリング体験の遂語録を記すのである。
専門的に高度で難解なことを噛み砕いて立体的にわかりやすく説く筆力に驚いた。
著者の積み重ねた努力と伝えようとする熱意には感嘆しかない。


サブタイトルに“Silence in
セラピスト

その他の感想

すてきな商品です
私は大好き
なんだかんだで毎日使っています
火事の危険あり
2級電気工事士試験用に購入
高価だけどリピします。
うまいうますぎる
最高!に楽しいゲームですが.こんな状態で発売していいんですか?
もったいない あのエンディングをカットとは
Broadwell-Eに力が入った号だった
二食火鍋
業務用サイズ
爆破 大特集
計算結果は常時小数表示にしてほしい・・・
楽しめる心の余裕
メーター表示はイマイチ
これからの暑い季節に
ハクキンカイロと比較。
自作する意味を失いました
よく見えるお化粧が楽しくなる
こんなものの見方ができるようになりたい
ベランダにちょうどいいサイズ
フリーランが抜群に面白い
ファンなら失望間違いなし
ライトが暗すぎる
ありがとうございますやでほんま
使いやすく価格的にもリーズナブルな良品です。
リサのファンになります(決意)
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