火事の危険あり

残念ながら粗悪品と言わざるを得ません。


キャンドルランタンに入れて使ってみました。

見た目は悪くなく、
芯の位置も中心によく合っているのですが、

かなり危険な現象を４個中３個で確認しましたので、
レポートを書いてみます。


まず、
着火すると、
それまであった香りがほとんどしなくなります。

着火後数十分で芯の先端が平たく広がり、
板状の真っ黒な形になり、
燃焼を阻害して一時的に炎が小さくなります。

その後、
同程度の時間が経過すると、
今度は先ほど板状になった芯が燃え尽き、
溶けた蝋の入った容器に落下します。

それから蝋が8割ほど消費されるまでは安定しますが、
問題はその後です。


蝋液に沈んでいた先ほどの平らな芯だったものが液面から露出します。

そして、
蝋を吸ったのか、
纏ったのか、
炎に煽られて再び燃焼を始めます。

つまり、
燃え広がります。
この時点でかなり危険な状態であるのですが、

最終的に液面全体が炎で覆われてしまい、
息を吹きかけても消えないほど激しく燃えます。

もはや迷うことはありません、
たっぷりと水をかけましょう。

後始末は熱湯で絞った雑巾が有効かもしれません。


息で何とか消えたとしても、
大量の煙が悪臭と共に室内に充満します。

シトラスの香りとはなんだったのか。


事故に繋がる危険があるものは無闇に安価な製品を購入しないほうがよいと
思い知らされてしまいました。
そういう意味でブランドというのは大事です。