じっくり取り組むと、達成感がありそうな現代天文学演習
大学理学部レベルの現代天文学に「紙と電卓を使って」取り組んでみたい読者には最適の演習書である。
文章だけ読んだのでは生半可な理解になりそうなポイントが、
すべて「問」や「演習」、
あるいは「研究」として具体的な計算課題となっている。
本書は、
半年間の大学の講義に対応しているので、
覚悟を決めて、
じっくり楽しむつもりで取り組むことをお奨めする。


内容は、
(1)現代天文学の基礎概念、
(2)太陽系と太陽、
(3)恒星の世界、
(4)連星とブラックホール、
(5)銀河系と星間物質、
(6)銀河と宇宙、
から成っている。
各章は数ページ程度のセクション(合計56セクション)に細分されているので、
少しずつ取り組むのに適している。
「問」や「演習」には(全部ではないが)略解が付されているので、
自分の解を確認できる。
なお、
(1)現代天文学の基礎概念 では、
コンパクトに基礎事項の復習ができる。


本書と類似のコンセプトの本に、
福江純著『完全独習 現代の宇宙論-宇宙と天体の起源』(講談社)、
ダニエル・フライシュ&ジュリア・クレゲナウ著(河辺哲次訳)『算数でわかる天文学』(岩波書店)がある。
特に後者は、
本書よりもずっと基礎的な、
「『挫折』の心配をせず、
電卓を片手に、
最後まで安心して読める天文学の本」としてお奨めできる。


最近、
本書を含めて、
天文学や宇宙論好きが「紙と電卓を使って」楽しめる本が多数出版されているのがありがたい。
また、
日本の大学の多くの講義録がPDF版として公開されているほか、
MOOC(Massive Open Online Courses)の中で、
世界の一流大学の教授たちの天文学や宇宙論の講義を無償で楽しめる。
本書と併せ、
自分向きのメディア(本またはインターネット動画)を活用されることをお奨めする。
超・宇宙を解く―現代天文学演習

その他の感想

パソコン内部のホコリ取り
付け替えられないのに付け替え用?
アーきつい
ニコソンメイト
コクがほどよく美味しい
破断した。強度不足で使い物にならない欠陥商品。
知人の子に効果ありました。
今いる社員を成長させるには最良の1冊!!
カードは紙製
流され逃げ続けてきた男と逃げず踏み止まる事を選んだ男達との最後の対決
意外な面白さ
綺麗というより可愛い子。
値段は高いですけど…
ファンにとっては嬉しい
商品の良し悪し以前の問題
エレクターと比較しても見劣りしない。
アマゾンさんの対応の早さに感激です。
戦国時代の相貌をリアルに描いた名品!
ん~~、悪くないんだけど・・・
狭い場所の筆記ミス修正を、修正ペンよりもキレイに。
食欲というより触欲が目覚める
コンパクトに収納出来るところがお気に入り!
9号でしょうね
なかなか話が先に進みませんね
欠かせない基本だし
せっかく製品は良いのに…
自転車の用途がツーリングからグルメツーリングに変わってきたので。
モノが下に溜まりがちだったビジネス用リュックが整理できた。
かなり読みごたえあります(^^♪
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