画面の中の世界が変わった

これを買う以前12WXを使っていたのですが、
正直な所
「余りにも発色が悪すぎる」
の一言でした。

線画を描く分にはこれでいいのかもしれませんが、
私としてはやはり広く使って正確な色でビシッと直接塗りたい！
と常日頃考えていました。

そんな中、
Cintiq 24HD が発売されて、
非常に欲しかったのですが
・サイズから限定される置く場所
・熱問題はどうか？
・ファンの騒音はどうか？
などと色々迷っているうちに･･･Cintiq 24 HD touchが発売されました。

これは私にとっては青天の霹靂でした。
DisplayPort端子での10億色以上のAdobeRGBカバー率97%です。

値段が大分上がってしまいましたが、
ついに誘惑に負けて買ってしまいました。

結論からいってしまいますと、
実に素晴らしい商品です。

色については今更語ることはありません。
AMD FirePro W8000にDisplayPort接続をして使っています。

素晴らしいです、
12WXとは別次元の世界でした。
キャンペーンで届いたcolormunkiを利用してキャリブレーションで使っています。

このカラーキャリブレーションも24HD touchは専用ソフトで対応しています。


熱も、
12WXはパームレストの所が時々熱く感じたりすることがありましたが、
この機種は常に冷たい状態を維持しています。

また、
ガラス表面も24HDと比べザラッとした質感になっており若干書き味が良くなっています。

(保護フィルムはタッチ機能･発色への影響･そもそも傷が付かないということで貼っていません)

しかし、
ダメな点も無いわけではありません。


まずタッチ機能について。

店頭で軽く触ったときはペンを描きながら左手でパレット選択等が出来て便利に感じました。

しかし、
実際家に設置して使ってみると、
寝かせた状態で肘を乗せながらやるとかなり誤動作が激しいです。

あっちこっちに黒点打っちゃって結局タッチ機能をオフにしながら使う事が多いです。
これは非常に残念でした。