グラン・ギニョル的な作品が多数収録されてます。
 荒俣宏編纂の怪奇幻想文学アンソロジー最終巻、
『怪奇文学大山脈 西洋近代名作選<3> 諸雑誌氾濫篇』。
パルプマガジンなどの雑誌に発表された怪奇小説から、
大衆向け・興味本位・刺激的・煽情的な娯楽作品に光を当てて作品を選んであり、
1、
2巻に比べて、
低俗で悪趣味な作品が多かったです。
残虐な恐怖劇「グラン・ギニョル」を再評価することが編者の意図としてあったとのことで、
「グラン・ギニョル」的な作品が多数収録されてるのですが、
その手の話は苦手分野なので、
読むのがキツかったです。

 特に強烈に印象に残ってるのは、
W・C・モローの「不屈の敵」と、
アンドレ・ド・ロルドの戯曲でした。

 「不屈の敵」は、
復讐心の塊となった男を描いた作品。
「多くの識者が『19世紀アメリカでもっともショッキングな短編小説』と折り紙をつけた傑作」と、
編者まえがきで紹介されてます。

 アンドレ・ド・ロルドは、
「恐怖のプリンス」と言われた劇作家。
「わたしが独裁者ならば、
公共の道徳のためにアンドレ・ド・ロルドをギロチンにかけてやる」と、
ある批評家が言いきったと、
アンドレ・ド・ロルドのエッセイ「わたしは告発……されている」に書いてあるのですが、
その批評家の気持ちが理解できました。

 グスタフ・マイリンクの作品は、
第2巻で読んだ「紫色の死」がすごくおもしろかったですが、
第3巻収録の「蝋人形小屋」もおもしろかったです。
「蝋人形小屋」の方がグロテスクでした。

 モーリス・ルヴェルの「赤い光の中で」の次に収録してある「物音・足音」は、
英文学者で天文民俗学者である野尻抱影のエッセイ。
モーリス・ルヴェルを日本に翻訳紹介した時のことを書いてあります。
10年ほど前、
モーリス・ルヴェルの『夜鳥』を読んだのですが、
すごくおもしろかったので、
いつか再読したいと思ってます。

 H・S・ホワイトヘッド「唇」、
M・E・カウンセルマン「七子」など、
古い呪術を扱った怪奇小説はわりと好みです。
怪奇文学大山脈(3) (西洋近代名作選 諸雑誌氾濫篇)

その他の感想

保存食のご飯またはお粥
仕上がりがきれいです。
1巻に引き続き
Teddey
実銃情報少なく内容薄い。トイガン紹介カタログ的な本
現行KARAの集大成 年末年始はKARAのDVD鑑賞で決まり
バド漫画にわざわざチ〇ビを描かなくても・・・
枷から解き放たれたように、多彩な曲揃いです
どうも東芝のストレージとは相性が良くないようです
お土産に
動画付きって書いてあるんだけど…
PTH-650で使用しています。
記憶としての記録では秀逸
畑を荒らしていたのは
読み出したら病みつきっ!
リカちゃんの髪をいじって長く楽しく遊べるお人形です
マンゴープリンが大好きです
そこそこオススメ
LとMの比較
とろける様なボケが綺麗
ただいま練習中
英西・西英が必要なので辞書本体を購入しました。
やっぱりいいね
出るのが未定と言われてました。
心に残る名作です
duffyだいすき
questionのQ?
傑作機ゼータの後継にしてリゼルのご先祖様
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