日本の未来を真剣に考えたい人の必読書
本書を読んだあと、
前著の『21世紀の薩長同盟を結べ!』のレビュー欄にこう書いた。


無条件で推挙したい。
日本の論客たちは入り乱れて、
名論卓説を発表している。
志の高い実践者も数多い。
にもかかわらず、
状況がいっこうに打開できない原因を指摘している。
前人未踏の説である。
まだ30代、
この若さでよくここまで考えていると感心する。
小林秀雄のような大御所の言論が、
ある意味では、
甘く見えてくるほどだ(あくまでも、
ある意味では、
である)。


このコメントは、
本書へのものでもある。
さらによく当てはまる。
私も、
ごく小さい世界ではあるが、
言論活動をして、
自説に基づいていささかの実践を試みた。
しかし、
本書にある通りの行き詰まりを感じた。
つまり、
ある程度までは「そうだよね!」という仲間が集まるのだが、
その先に行かない。
私に直接反発したというわけではないが、
私と対照的な言説や実践が逆サイドに形成され始めた。
そして、
その逆サイドとは敵対してはいないが、
対話ができない。
つまり、
私は私で一貫しているのだが、
逆サイドも彼らでそれなりに一貫した、
言説と実践を持っている。
内的に一貫している同士なら、
冷静な対話ができそうに思うのだが、
実際にはできない。
その不思議を感じてきた。
P96の図1-2は卓抜である。
私の実感をヴィジュアルにしてもらった快感がある。


東浩紀もどこかで同じようなことを書いていた(出典を知っている方は教示を乞う)。
南京事件についてだったと思うが、
両サイドがそれぞれの事実関係のソース(証拠)を持っている。
また自説を補強するロジックを固めている。
つまり、
それぞれが強固な完結したパッケージのようになっている。
だから、
一方が、
相手のソースや論理の不備を一つずつ指摘して、
公正な議論をしているつもりでも、
相手側はビクともしない。
「ああ言えば、
こう言う」状態で、
フラストレーションと嫌悪感が増すばかりである。
そういう対話から何かが生まれるという期待は諦めた方がいい、
というのが東浩紀の論旨だったと思う。
慰安婦問題、
原発問題などはまさにそういう状況である。
日本がアメリカに勝つ方法: 日本経済、大反撃のシナリオ (犀の教室)

その他の感想

羽にまつわる雑多なトピック
とても柔らかです
ふすまパンを作りました。美味しい!
小学生の娘が楽しんで作れた。
ママぁーー!!!
スーパーカブPROに取り付け
安定感あり!
とっても気に入ってます
可愛らしく喜ばれるデザイン
BLEを使うサービス開発に関わる人必読の1冊
「事典」と称されているが、「講読」「通読」に堪えられる
Good seller
災害対策用に購入しました
★★注意★★Apple純正品ではありません
付属のペンが無い?
同著者の新しい本もある
ばっちりです!!
amazonで購入出来るとは…
PS3で使用
エラーばっかり
値段高くても価値あり
アマチュア向けのコンテストの批評を、ここまで本気で書く人は少ないと思います
実習指導
用は足りるが・・・
断線しました
写真では…
子供の高校時代の恩師が載っていたので…
こんなもん…なのかな?
長年の疑問をすべて
迷っている方は是非購入を!
戻る