次のステップへ進むために投錨した巻
3巻で山場と言える展開を越えた感のあるシリーズ。


仔細を書く恥は避けますが、

戦うものとして宿命づけられた、
命を賭して立ち向かう行動や、

仲間との信頼関係を構築し、
その証明ともいえる各々の自己犠牲を描ききったものが前の巻です。

少女ら6人の成長物語として見るに、
ここまでの三冊でクライマックスを迎えております。


シリーズを長期化するとして、
次の骨幹となるテーマは如何様なものになるのか。


読者として期待しつつ『おあずけ』状態にあったのですが、

どうやら今回はインターバルを設けられてしまったようです。


この巻では、
6人の少女が出会う前のお話。

主人公にとっては一巻が初顔合わせとなるメンバーがいる故、

全員が登場するエピソードではどうするのか気になりましたが、
そこは上手く回避されています。


また、
良い意味で『地味な』登場人物ばかりで構成された物語にしては珍しく、

今回は華々しい役柄をもった女性陣の出番や、
除夜の鐘を数えるに等しい多数の同僚(?)が登場します。

原作ファンの方々にすれば、
お祭りムードの内容は喜ばしい限りでしょう。


しかしながら、

活字ものとして『艦これ』を読み、
深みに期待してきた読者諸氏は気づくかと。


これは、
陽炎という外見をまとった一人の少女を描いた物語だ、
と。


『事情があり、
そうやって働いたことはなかったのだ。
食うに困って艦娘に志願した(本文より抜粋)』

もしかすれば私だけかもしれませんが、

艦娘という外側だけの存在ではなく『陽炎』という仮面をあてがわられた『人間』としての彼女に
惹かれて止みません。


当然、
作者の手によって動かされる他の5人に対しても同様の感覚はあります。


原作の公式ノベライズであるにも関わらず、
艦娘ではない彼女(達)の姿を深く知りたい。

そのような欲求も如何なものと思いますが、
特装版 艦隊これくしょん -艦これ- 陽炎、抜錨します!4 (ファミ通文庫)

その他の感想

Kindle Paperwhite向けではないです
大変参考になる本です
英語の本を一冊読みとおしたい方に
ぞりぞりって感じで
Apple Magic Mouseの代わりに
もうちょっとヤンキー感出してほしい。
少し頼りないかも。
Zen Pad S 8.0用に購入しました。
ヒーロー文庫での出版は大抵つまらなくなる
Awesome Shorts
書類とネットメインにオススメ
普通に使えています!
アイデアノートのような
小型・軽量・適度な倍率
格安SIMでスマホ生活を始めるにあたって網羅的によくまとまっているが鵜呑みにできない部分も
ジェンダーを学ぶ人が最初に読むべき良書
役に立ちそう
大きさが…。
散々探してたどり着いた煎り大豆の終着点
悪くはないのですが
バイオフィリアのメイキング・ビデオ2011
だいぶ改善されてきました。
探偵坂のジオラマ最高!
マイコー!死ぬの早すぎたよね。
予想以上に良い商品でした
明快な記述。続編が必要な状況だ。
息子が愛用してます
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