奇跡ではない
さすがに羊羹は今までわずかに二度ばかり頂き物で口にする機会があっただけ(おいしかった)だけれど、
もなかは子どもの頃から大好きで、
吉祥寺に行けば必ず買う、
飲み会のときでも買う(笑)、
ほど、
小ざさのファンなので、
これは何をおいても読まねば、
と手に取りました。

感動でした。
著者のご父君である創業者の、
まさに鬼気迫る姿といい、
それを受け継ぐ稲垣さんの、
とても真似のできないたゆまぬ努力といい、
そして、
戦争をはさんで変転してきた一族の運命といい、
あの、
なんともいえない上品でまろやかな味の陰にこんな歴史があったとは! それなのに、
語り口は淡々として、
とても清々しい。
お客さんや障がいのある社員について語るときなど、
ものごとを正面から受け止める著者の誠実さが随所に伺われます。
読了して、
「1坪で年商3億」は奇跡でもなんでもなく、
これだけの努力と商売に対する真摯な姿勢の当然の結果なのだ、
と思いました(とはいえそれが他でも容易に起こりうることとも思えませんが)。
ビジネス書という範疇ではなく、
広く広く多くのひとにおすすめできる本です。

おまけで非常に勝手な感想を二つ。
読後感は西岡常一棟梁の木に学べ―法隆寺・薬師寺の美 (小学館文庫)に近い気がしました。
「炭火にかけた銅鍋で羊羹を練っているときに、
ほんの一瞬、
餡が紫色に輝くのです」「それはそれは美しい輝きで、
小豆の”声”のようにも感じられます」まさに、
名人の言、
です。

創業者に大きな影響を与えた存在として新宿中村屋が言及されています。
改めて我が国の歴史上端倪すべからざる存在だなと感心。
1坪の奇跡―40年以上行列がとぎれない 吉祥寺「小ざさ」味と仕事

その他の感想

9mm愛がーーー(笑)
世界的企業の経営者として
HDDのバックアップ、入りきらなくなった大容量ファイルに。
有れば重宝すると思います。
もっと良い本が作れるのでは?
すぐに来た
vitaで音ゲーを遊びたい方に
マキタの掃除機で使える
すっごくいい!
時代を超える名盤。
簡単に衣類が入れられる
良曲
大人だって、ファンタジー。
純正と変わらないクオリティ
哀しい愛と王の堕落が始まる絶妙な第二篇
出来が良い。ベストじゃないか。
「読み聞かせ」はちょっとたいへんかな?
結構満足してます
笑い声も可愛くてお気に入りです♪
2本分にはもうone set買ったほうが良いかも
LEDのキツい感じが無い気がします
もう1冊欲しい・・・
ファスナーじゃなかった・・・
シェフのファン
便秘、疾患予防のために。
前作(バニーver.)の反響もひびいたのかな?
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